AAAの宇野実彩子が26日、東京・白百合女子大学で行われた「白百合祭スペシャルトークショー」に出演。AAAの活動が始まり、同校を中退して芸能活動に専念した宇野は今回、学園祭の実行委員会をはじめとした学生たちからの熱烈な出演希望を受け、14年ぶりに母校に凱旋した。

AAA宇野実彩子

会場に詰めかけた約700人の学生やファンから大歓声で迎えられた宇野は、久しぶりに母校に来ての感想を求められると「こんなタイミングで母校に帰ってくることができるって何だかすごく感激で、入ってくるときにちょっとソワソワしたんですけど、変わらない上品な時間が流れているというか、活気があるんですけど、その中に女性らしい凛とした空気感を感じました」と感慨深げに語り、同校での思い出を尋ねられると「私は小学校、中学校、高校、大学とずっと白百合だったので、学生時代の思い出ってすごく色濃く残っていて、今も影響しています。その頃のお友だちとのお付き合いもまだありますし、白百合時代の時間が今の私を作っているなってすごく思いますね」と目を輝かせた。

また、宇野自身はどんな学生だったか聞かれると「いろんなことに興味があったし、洋服のテンションも毎日違って、いわゆるコンサバな格好をしている日があったり、次の日はダボダボのデニムを穿いてみたり、いろんな自分になりたくて、メイクとかも髪型とかもいっぱい失敗したし、今、写真で見返すと目をそらしたくなるくらい恥ずかしいんですけど、いろんな振り切りで、いろんな女の子を楽しんでいたなと思いますね」と懐かしみ、ファッションに加え、やはり音楽も好きだったそうで「今でもカラオケで歌うのは学生の頃に聞いていた音楽だったりします。皆さんが今、聞いていたり、思い出に残っている曲ってずっと忘れなくて、懐メロなんだけど、聞いたらすごく新鮮に思い出すので、学生の頃の音楽って大事だなって今は思いますね」としみじみと語った。

さらに、来場者からの質問に宇野が答えるという企画も行われ、出会いがないと嘆く女子学生から、素敵な出会いをするためにはどうすればいいか質問されると「私自身もずっと女子校だったので、出会いに関してはまったくないなと思っていたんですが、学園祭はかなりの出会いの場じゃないんですか? 私は積極的に他校の学園祭に行っていましたよ」と打ち明けて笑いを誘い、「私は果敢に男子校の学園祭に行かせていただきました! 待ってちゃダメだと思います。私は若い頃からそのスタンスでよかったなと思います」と実体験を踏まえたアドバイスを送った。