落語家の笑福亭鶴瓶が、あす28日に放送されるBS日テレのバラエティ番組『断ちごはん~和牛もいただきます~』(毎週月曜21:00~)に登場する。
この番組は、ゲスト大好物を1週間断ってもらった後に、食の達人である『dancyu』編集長の植野広生氏が数ある名店の中から最もふさわしい一皿を出す店を案内するというもの。ダイエットを始めてから肉ばかり食べているという鶴瓶に6日間断ちしてもらったのは「焼肉」だが、鶴瓶は家庭の事情でこのルールを少し破ってしまったという。
今回は学生の街・高田馬場にあるアットホームな雰囲気の焼肉店へ。まず出てきたのは、驚くほどの厚切りの牛タンで、その名も「分厚いタン」。牛のタンの根本であるタン元だけを提供するため、1頭からわずか2切れしか取れないほどの希少部位だ。鶴瓶も焼く作業に挑戦するが、分厚いタンを相手に四苦八苦する。
次々と出てくる他店ではお目にかかれない珍しい部位の肉の登場に、「みんなも食べえや」と番組スタッフにも焼肉を振る舞う場面や、店員の方へも話かけたりとアットホームな収録に。また、水田信二のタレコミコーナーでは「安い弁当だと、また言いよるでしょ」と、“新しい地図”に100万円分のうなぎ弁当を差し入れたという豪快エピソードが明らかになる。
収録を終えた鶴瓶は「僕はタンの分厚いのはダメなんですよ。うわ、出てきたと思ったんですね。ちゃんと(番組が)徹底していないのかなと、帰ろうと思ったんですけどね(笑)。食べたら、ほんまうまかったね。そこからはずっとハマりましたね」と満足の様子だった。