俳優の沢村一樹が主演するフジテレビ系ドラマ『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』の続編が、来年1月クールに月9枠(毎週月曜21:00~)で放送されることが25日、分かった。来年1月6日にスタートする。

  • (左から)本田翼、沢村一樹、横山裕=フジテレビ提供

同作は、あらゆるビッグデータから予測された犯罪を未然に阻止する「未然犯罪捜査班」(通称・ミハン)の活躍を描く刑事ドラマ。昨年7月クールに月9で放送され、全話平均視聴率10.6%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)マークし、今年4月には、国際メディアコンクール「ニューヨーク・フェスティバル」のエンターテインメント・ドラマ部門で銅賞を受賞した。

今作は、前作同様に主演に沢村を迎え、関ジャニ∞の横山裕、本田翼が続投。なお、これまで『絶対零度』シリーズに出演してきた上戸彩は、出演しない。

物語は、大規模なテロが今まさに起きようとしている数カ月後の未来からスタート。何者かによって渋谷、新宿、霞ヶ関をはじめとした複数の場所に警戒最大レベルの爆発物が仕掛けられ、官邸からは非常事態宣言が発動される。SATや爆発物処理班が出動する中、ミハンの山内(横山)と小田切(本田)も捜査に参加。小田切が爆発物の捜索をする中で入った部屋には、拳銃を手にした男性が立ち尽くし、目の前には銃殺された女性が横たわっていた。

涙を浮かべ立ち尽くしている男性は、なんと井沢(沢村)。犯罪者に対する憤りから刑事としての一線を越えてしまった井沢が女性を殺したのか。殺された女性は一体誰なのか…。現在時制では、毎話新たな事件に挑み、未然に犯罪を防いでいくミハンの捜査員たちだが、いずれ来たるべき未来に向かって物語は次第にリンクしていく。

沢村は「いつかまた“ミハンチーム”で集まれたら良いな、集まりたいなという思いと、ひょっとしたら続編があるかもという期待を持っていたので、今回の決定は本当にうれしいです。応援してくださった、視聴者の皆さまのおかげだと感謝しています。豪華な新メンバーを迎え刷新された“ミハンシステム”に、メンバーそれぞれが心の闇や葛藤を抱えながらも前向きに取り組む姿勢を、前作を上回るアクション、スケールで、お届けしたいと思います! ご期待ください!」とコメント。

横山は「前回から約1年半という時を経て、再び『絶対零度』をやらせていただけるということで本当にありがたいですし、自分自身とてもうれしく思います。今回は新しい仲間がミハンに加わると聞いていますし、僕自身にも新たな任務ができるようですので、期待してください。そしてこの作品は、アクションシーンも見どころの1つなので、今回は一体どんな激しいアクションシーンが出てくるのか、僕も今から楽しみです! 視聴者の皆さんには前作以上にパワーアップしたエンタテイメントをお届けできるように僕も全力で挑みますので、ぜひ楽しみにしていてください」と呼びかける。

そして、本田は「今回、ミハンチームが復活すると聞いて素直にうれしかったです。そして新たなミハンメンバーの登場や新事実の発覚など、前作からさらに複雑で面白い物語になっているので私自身も楽しみです。前回は暑い夏、今回は寒い冬と厳しい季節での撮影ですが、小田切として潜入捜査やアクションにも引き続き挑戦させていただきますのでよろしくお願いします」と意気込んだ。

企画のフジテレビ・稲葉直人氏は「やるからには前作以上にワクワクするドラマをお届けしたいと思います。半世紀ぶりにオリンピックが開催される2020年の首都・東京を舞台に、存分に暴れまわるミハンのメンバーに再会できること、その活躍が見られること、今から楽しみでなりません」と期待を語っている。

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