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【この記事のエキスパート】
キャンプ/釣りライター:中山 一弘
青年期に始めた釣り新聞への寄稿を始めとして、サイトAllAboutでのフィッシングガイドを務める。
ほかにも雑誌『Salty!(ソルティ)』やアウトドア系の雑誌やWeb媒体などでの執筆多数。
今も休日には必ず海山湖を駆けまわっている自然派で、あらゆるジャンルの釣りを体験し、季節に合わせて日本中の旬な魚を追っている。
キャンプ用品は、あえて払い下げのミリタリー系ギアで揃えるマニアな一面も。
初心者からベテランキャンパーまで支持されているスノーピークのテント。2ルームで人気のアメニティドームやランドロックをはじめ、ソロ・ファミリー向けのおしゃれで魅力的なテントが多数あります。そこでこの記事では、スノーピークのテントの選び方とおすすめ商品を紹介します。
スノーピークのテントの魅力
キャンプ用品メーカーであるスノーピークのテントのラインナップには、初心者にもファミリーにもベテランのキャンパーにも喜ばれる魅力があります。
そもそもスノーピークとは?
スノーピークは、日本のキャンプ用品メーカーです。デザイン性がとてもよく、ベージュやアイボリーなどの落ち着いたカラーのテントが、大自然のなかでとてもよく映え、人気です。
ソロキャンプの愛好家も、ファミリーでたのしむ方も、スノーピークの豊富なキャンプ用品のラインナップから、キャンプライフに合ったものを選べます。「スノーピーカー」というワードがあるぐらい、キャンプ愛好家のなかでたくさんのファンがいるメーカーです。
スノーピークのテントの特徴
スノーピークのテントは、とても耐久性が高く骨組みがしっかりした構造で、悪天候のときでも心配なく休めます。
テントには、保証書がついていません。これは、メーカーとして、アフターサービスにこだわっていることのあらわれで、幅広い範囲の修理や部品交換をメーカーの保証として無料で扱ってくれるからです。
ユーザーからの評判も高く、キャンプブログなどでも紹介されることが多いですが、とても気に入って使っている様子がうかがえます。ベージュやアイボリーなどシンプルながらもおしゃれなカラーリングで、中古でも人気があります。
シリーズごとの特徴
たくさんのラインナップがある、スノーピークのテントですが、基本的にいくつかのシリーズに分類できます。それぞれの特徴を見ておきましょう。
テントやキャンプ初心者向けの「エントリーライン」
キャンプビギナーが心配なくアウトドアをたのしめるように設計されたエントリーモデルのラインナップです。「アメニティドームs」、「アメニティドームm」、「アメニティドームl」など、家族の人数に合わせたそれぞれの大きさのモデルがあります。
あたたかい季節に使用する想定のデザインで、明るい配色になっているのが特徴。耐久性の面でも、ポールにジェラルミン製の素材が使われていて、しっかり設営できるのもうれしいポイントです。
居住性が高い「ヴォールト」と日中に使うタープがセットになっている「エントリーパックtt」なら、いろいろ悩まずに選べます。
標準スペックで中級者向けの「スタンダードライン」
スノーピークのより一般的なモデルのラインナップです。エントリーモデルと比べて、ちょっとキャンプにこだわってみたいというリクエストに応えた機能がたくさん揃っています。
キャンプに出掛けられる季節も、あたたかい時期に加えて秋や冬にも対応しており、夏は涼しく冬は暖かく過ごせる設計。ソロでいつでもキャンプしたい層向けに、「ヘキサイーズ」、ファミリーで年中楽しめる、「ランドブリーズ」が主なラインナップです。
ハイスペックで上級者向けの「プロライン」
キャンプが人生の一部になっているヘビーユーザーに向けたラインナップです。お値段は高級ですが、毎週のようにキャンプを計画するライフスタイルを、より快適にしてくれる機能が使いやすいのが特徴。
雨や雪や強風などの悪天候のタイミングでも、問題なく使えるように、耐水性や耐久性も最高峰のスペックになっています。インナーテントを取り外してシェルターとして使えたり、ほかのテントとドッキングさせて広く使ったりできる、「ドックドーム」が人気です。
軽量化を追求した「プロエアライン」
プロラインから、さらに使いやすさを求めて軽量化させたのが、このラインナップ。シリコンポリエステルリップストップ生地を素材に使って、テントのパーツがより軽くなって、持ち運びがとても便利になっています。
荷物の多さに悩まされてキャンプに行けないというユーザーが、あたたかい季節に気楽にたのしめます。デザインがおしゃれな「ヴァール」、山岳キャンプ向けの「ファル」や「ラゴ」などのラインナップがあります。
おしゃれなシリーズ「アイボリーライン」
上級者向けで、よりデザイン性にこだわったモデルのシリーズです。機能性が高いのに、みた目もおしゃれでかっこいいので、いつでも出掛けたくなります。
「ドッグドーム」のアイボリー色のテントが、機能性もデザイン性もとても充実。グランピングブームにともなって、人気になっています。汚れが目立ってしまうのですが、正しくメンテナンスするなら、長く使えます。
スノーピークのテントの選び方
それでは、スノーピークのテントの選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】テントの種類で選ぶ
【2】細部の品質に注目して選ぶ
【3】前室と室内高に注目して選ぶ
上記の3つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】テントの種類で選ぶ
テントには、使い道によって、大きく3タイプに分類されます。「テント」、「シェルター」、「2ルームシェルター」の3つを詳しく解説します。
テント
寝室として使うのがテントタイプです。休んでいるあいだに、よい休息ができ、室温が急激に変化しないような設計になっています。使用する人数によって、広さのタイプはいろいろあり、ソロキャンプ用やファミリーキャンプ用などの、自分に合ったものを選びましょう。
スノーピークのテントタイプのアイテムは、寝室として使うインナーテントと外側のテントのあいだにスペースがあり、荷物が置けたり、ちょっとしたリビングスペースとして使用したりできます。
シェルター
リビングスペースとして使うのがシェルタータイプです。寝室として使うためのインナーテントをついていないので、たいていは寝室用にテントを別で用意して、連結するなどして使います。大勢でキャンプにいく場合でも、シェルターをみんなのミーティングの場として使えます。
家族でテーブルを囲んで食事をしたり、談笑を楽しんだりするための快適性が備わっているのが特徴です。
2ルームシェルター
2ルームシェルターは、テントタイプとシェルタータイプが一体型になったものです。シェルターと2ルームシェルターの違いは、シェルターの内部にインナーテントが備わっているかどうかです。
1つのテントで、寝室とリビングを持つので、サイズもとても広くなっています。インナーテントをとりはずすと、大きなシェルターとして、みんなで集まる場所としての使用も可能です。
【2】細部の品質に注目して選ぶ
スノーピークのテント選びで注目したいスペックは、耐水圧です。「ミニマム」として表記されています。数値の耐水圧性能がテントのどの部分でも保証されていることを意味します。雨や雪のコンディションでも、テント全体としての耐久力が分かります。
生地の縫い合わせの箇所など、耐水性のウィークポイントになりえるところには、「シーム処理」がなされているかどうかに注目しましょう。モデルによっては、シームグリップ剤によって、より強固に耐水性がキープできるようになっているのものあり、悪天候でも心配なく使えます。
【エキスパートのコメント】
テント生地がどれくらいの雨に耐えるかを示す数値として「耐水圧」がありますが、スノーピークは「ミニマム」という表記を使っています。
たとえば「1800mmミニマム」であれば、生地のどの場所でもその耐水圧を保証するという意味になり、メーカーのこだわりと自信を示すものです。またテント生地を縫い合わせた箇所には、しっかりとシーム処理が施されています。
さらにモデルにもよりますが、シームグリップ剤(目止め液)が付属しているなど、実際に強い雨のなかでキャンプする場合も、安心できる内容になっているのです。目立ちにくいところですが、これらに注目したテント選びをすると、満足して長く愛用できるものになるでしょう。
【3】前室と室内高に注目して選ぶ
テントの高さは、居住性のよさを左右する大きなポイントです。とくにリビングスペースとして使う場所は、広々とした雰囲気でゆったり過ごすために高さが大切です。
スノーピークのテントは、シェルターや2ルームシェルタータイプのテントが高さを確保したモデルとなっており、くつろいだり、着替えをしたりするときに、ちょうどよい設計になっています。
【エキスパートのコメント】
スノーピークのテントはドーム型が基本ですが、ほとんどのモデルに前室が用意されています。モデルによって前室の広さが異なりますが、最も小さいソロキャンプ向けモデルでも靴などを置けるスペースが確保できます。
ファミリーキャンプ時にタープなどを使わず、前室のひさしを跳ね上げてリビングスペースにしたいような場合は、写真などを参考にイメージして十分なスペースがあるかどうか考えてみましょう。また、テント内についても、着替えなどのしやすさを考えると、ファミリーキャンプではなるべく室内高が高いモデルが使いやすいと思います。
より室内高を重視する場合は、スノーピークではシェルターに分類していますが、2ルームシェルターも候補にしてみるとよいでしょう。