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【この記事のエキスパート】
クラフトマン:羽鳥 具幸
1995年よりゴルフギアのクラフトマンとしての活動を開始。
クラブデザイナー、ツアープロコーチのもとでギアとスイングの相関性、その変化も学びながら「あなただけの14本」のための修理、調整、カスタムフィッチングに日々奔走している。
さらに、ファルコンまつばら氏主宰のJCMO(日本クラブMOIマッチング機構)において「3番アイアンがPWのように打ちやすくなる」クラブの振り心地を数値化して整える、クラブMOIマッチング専門店「ゴルフ工房ギアサポート」を営んでいる。
以前までは、底に直接スパイクがついたソフトスパイクタイプが主流だったゴルフシューズですが、現在ではスパイクレスゴルフシューズの人気が高まっています。この記事では、人気が高まっているスパイクレスゴルフシューズの選び方とおすすめ商品をご紹介します。
スパイクレスシューズとは?
スパイクレスシューズとは、靴底に多めの突起をつけたり、滑りにくい素材を使うなどしてグリップ力を高めたゴルフシューズを指します。スパイクレスシューズの利点は、スパイクつきのシューズよりもゴルフ場の芝に与えるダメージが少ないことです。
スパイクレスシューズとひと口に言っても、ソフトスパイクのようなグリップ力を備えたタイプや、練習場などでも使えるタイプなどさまざまなタイプがあります。
自分のプレースタイルに合ったシューズを選びましょう。
スパイクレスゴルフシューズの選び方
普段履いているスニーカーのような感覚で履ける「スパイクレスゴルフシューズ」。底にスパイクがついたソフトスパイクタイプよりも足元がやや頼りなく感じる場面もありますが、足にかかる負担が少ないため、疲れをなるべく軽減したい方にはおすすめのゴルフシューズです。この記事では、スパイクレスゴルフシューズの選び方をご紹介。ポイントは下記5点。
【1】靴下の厚さも考慮したサイズ感
【2】通気性・軽さ
【3】着脱方法
【4】雨天時は防水機能・底面グリップつきを
【5】アッパーの形状
上記の5つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】サイズは靴下の厚さも考慮して選ぶ
ゴルフシューズに限りませんが、靴を選ぶときは自分の足に合ったサイズのものを選ぶことが重要です。とくにゴルフシューズを選ぶときは、靴下の厚さも考慮してサイズを選びましょう。
ゴルフ用ソックスのなかには、すべり止めがついていたり、厚みがあったりするものも少なくありません。
ふだん履いているサイズの靴を選ぶと小さすぎることがあるので、ゴルフ用ソックスを履いた状態で一度サイズを測ってみましょう。
【2】通気性・軽さをチェック
通気性と軽さも、スパイクレスシューズを選ぶ重要なポイントです。ゴルフは、長距離を歩いて移動することが多いので、できるだけ軽い靴を選びましょう。靴が重たいと、それだけでプレーの快適さが大きく損なわれてしまいます。
より快適にプレーしたいのであれば、通気性もしっかり確認してください。通気性が高いシューズであれば、ムレることなく快適にプレーできるでしょう。
【3】着脱方法で選ぶ
スパイクレスシューズを選ぶときは、着脱方法もチェックしましょう。
▼着脱ラクラクな「ダイヤルタイプ」
着脱の簡単さを重視するなら、ダイヤル式のゴルフシューズを選ぶとよいでしょう。ダイヤル式であれば、ワンタッチで靴全体を締めたり緩めたりできます。靴全体が均一に締まるので、フィット感がよいのもポイント。
ただし、価格は少し割高で、いかにもゴルフシューズといったデザインのものが少なくありません。日常生活のなかでも履きたい人は、デザインにも気を配るとよいでしょう。
▼普段靴としても使用しやすい「靴紐タイプ」
ふだん履く靴としても利用しやすいのは、靴ひもタイプのゴルフシューズです。スニーカーと同じ感覚で履けます。
一方で、靴ひもを締める・結ぶ必要があるので、サッと脱ぎ履きしにくいのも事実。そんなときは、サイドファスナーのあるシューズを選ぶとよいでしょう。
脱ぎ履きのたびに靴ひもを締める・結ぶ必要がなく、ファスナーを下げるだけでらくに脱ぎ履きできます。
【4】雨天時は防水機能・底面グリップつきがおすすめ
スパイクレスゴルフシューズの欠点はなんといっても地面とのグリップ力が低い点。ラフや斜面などを歩いたり登ったりする機会が多いゴルフにとっては非常にやっかいです。
雨の日の芝生は特に滑りやすいので、底面グリップ力があるシューズを選ぶといいでしょう。また同時に防水素材だと雨の日でも不快な思いをせずにラウンドを回ることができるでしょう。
【5】アッパーの形状は好みで選んで
ゴルフシューズのアッパー(甲の部分)のかたちは、大きくふたつに分けられます。スニーカータイプと、革靴タイプです。どちらを選ぶかは、好みで構いません。
以前はそれぞれ一長一短だったのですが、近年はデメリットをカバーしたタイプも多く発売されており、以前ほど大きな違いはなくなりました。
スポーティーな印象がよいのであればスニーカータイプ、クラシックな雰囲気が好みであれば革靴タイプなど、自分の気に入ったほうを選んで差し支えありません。
エキスパートからのアドバイス
安定度と軽さのバランスが大事
【エキスパートのコメント】
ホールド感、動きやすさの中で、素材による甲の部分の硬さ、つま先部分の硬さ、ソールの作りによるねじれ感などがスイングに影響します。
全体的に柔らかい方が歩きやすく疲れにくいかと思いますが、動きやすい分、スイングでの足の動きが素直に出てしまいます。初心者や、スイング時における足の動きが安定していない方は、足の動きがしっかりと抑えられる作りのものをおすすめします。その中でも重すぎないものにすると身体への負担が少ないかと思います。