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【この記事のエキスパート】
ベビーグッズ・コンシェルジュ:白石 佳子
小学校教師を経て大手ベビー用品メーカーで商品企画担当として勤務。
手がけた商品は「グッドデザイン賞金賞」を受賞。
その後育児関連カタログ誌のバイヤー職などを経て、現在はベビーグッズ・コンシェルジュとして延べ1500名のプレママやママに育児グッズ講座を実施。
ベビーグッズによる赤ちゃんの事故を減らすために、そして不安を抱えながら育児しているママをサポートするために活動中。
新米パパママの育児を助けるオリジナルベビー服「バルーンオール」はキッズデザイン賞を受賞。
メディア歴:NHK おはよう日本
赤ちゃんが離乳食を始める時期、飲み物を飲む練習におすすめのストローマグ。この記事では選び方とおすすめ商品を紹介! おしゃれで洗いやすい、漏れないものをリッチェルやコンビなど人気メーカーから厳選しました。通販の人気ランキングや口コミも掲載しています。
赤ちゃんの飲む練習に!
ストローマグはいつからいつまで使うもの?
ストローマグとは、赤ちゃんが「自分で飲み物を飲む」「コップを持つ」といった、飲み物を飲むためのトレーニングに使用するアイテム。
個人差はあるものの、赤ちゃんは離乳食が始まる生後5カ月~半年ほどからストローマグを使ってストロー飲みの練習をはじめます。
その後、多くの子どもは2歳前後にはストローマグを卒業し、コップ飲みに移行します。
漏れない&洗いやすい!
ストローマグの選び方
たくさんの種類があるストローマグ。ここでは赤ちゃんが飲みやすい、パパママも洗いやすくて使いやすいストローマグの選び方を紹介していきます!
初めてなら穴が大きくやわらかいストローがおすすめ
まずは、ストローマグの飲み口の形状を確認しましょう。おもな形状として「スパウトタイプ」と「ストロータイプ」の2種類があり、「スパウト」は「ストロー」よりも穴が大きく太いタイプのことです。
加えて、ストロー部分のやわらかさも重要なポイントです。特にストローマグを初めて使うのであれば、ストローがやわらかく、それほど力を入れなくても中身を吸えるもののほうが、赤ちゃんもスムーズに飲めるでしょう。
多くのストローマグは飲み口を取り替えられるようになっているため、成長に応じて飲み口を買い替えれば、本体は長く使い続けることが可能です。
「スパウトタイプ」は生後5~6カ月頃の赤ちゃんに
スパウトタイプのストローマグは、飲み口が哺乳瓶と近いのが特徴。口をすぼめる練習をしつつ、上に傾けると自然に飲みものが出てきます。とくに、生後5~6カ月頃の吸う力がまだまだ弱い赤ちゃんや、はじめてのストロー飲みの練習にぴったりです。
「ストロータイプ」は生後7~8カ月以降の赤ちゃんに
だんだんと吸う力がついてくる生後7~8カ月頃には、ストロータイプに移行するといいでしょう。この頃になると赤ちゃんが唇で食べ物を挟むことができるようになってくるので、本格的なストローの練習ができるようになります。
なかにはスパウトからストローに切り替えることができるストローマグもあるので、買い替えたくない人はチェックしてみてください。
飲みものが漏れない構造かチェック
赤ちゃんがストローマグを使うときに、ストローマグ自体をブンブン振り回したり、逆さにしたりして中身が漏れてしまうなんてことも。また、かばんに入れているだけで中身が漏れて中がびしょ濡れなんてことも避けたいですよね。
そのため、選ぶときは漏れにくい構造になっているストローマグがおすすめ。漏れ防止のパッキンが付いているものや、フタがしっかり閉まり密閉できるもの、ストローに逆流防止の弁がついているものがよいでしょう。
おもり付きストローなら寝転んだ体勢でも飲みやすい
月齢が低い赤ちゃんほど寝転がった体勢で飲むことが多いため、ストローにおもりが付いているタイプのマグを選びましょう。おもりが付いていれば、ストローがマグの中でくるくる動いて液体部分から外れてしまい、吸っても飲めない状態になるのを防げるからです。
また、好奇心旺盛な赤ちゃんがストローマグを振り回しても、おもり付きストローならそのままゴクゴク飲めます。このことは、赤ちゃん自身の成功体験になるとともに、お世話をする人の負担軽減にもつながります。
赤ちゃんがどんな体勢や動きをしても対応できるよう、おもり付きストローのマグを検討してみてください。
ハンドル付きなら持ちやすく飲みやすい
月齢が低い赤ちゃんには、ハンドル付きのストローマグがおすすめです。特に、ハンドルが両サイドにあり、小さな手でも持てるくらい細いものであれば、赤ちゃんでも落とさずにしっかりとマグを持てるでしょう。
最近はハンドルだけ取り外せるタイプのストローマグもあり、赤ちゃんから子どもまで長く使用できるものも多くなっています。
また、ハンドルを取り外せるタイプのマグであれば、パーツごとに洗えて衛生的です。ハンドル部分は食べ物のカスや油がつきやすいので、食洗機などで洗えて消毒できるかもチェックするといいでしょう。
スライドタイプの蓋なら赤ちゃんが迷わず飲める
意外と見落としがちなポイントが、ストローマグの蓋のタイプです。大きく分けると「スライドタイプ」と「折りたたみタイプ」がありますが、赤ちゃんにとって飲みやすいのは「スライドタイプ」です。
折りたたみタイプだと、開けるときに蓋とストローが同じように動くので、赤ちゃんがどちらをくわえたらいいのか戸惑ってしまいます。間違えて、蓋を口に入れてしまうかもしれません。
一方のスライドタイプでは、蓋は表面をなぞるように動くだけで、ストローだけが飛び出る仕組みになっているので、赤ちゃんは迷わずにストローをくわえられます。
容量や素材はどれがいい?
容量は、ストローマグに記載されている対象年齢を参考にして選びます。具体的には以下のとおり。
●1歳未満の赤ちゃん・・・150~200ml程度
●1歳過ぎの赤ちゃん・・・300ml~
飲ませる際は、最初は容量の半分くらいにして少しずつ増やしていくと、赤ちゃんがマグを持ちやすくなります。
素材は、利用シーンに合わせて選ぶのがおすすめです。
たとえば、暑いとき・寒いとき・外出時では、保冷・保温性が高いステンレス製が適しています。自宅での日常使いにするなら、軽くて赤ちゃんでも持ちやすく、丈夫なプラスチック製がいいでしょう。
洗いやすいか、消毒できるかも確認を
衛生的に使うためにも、洗い方やお手入れのしやすさにも着目しましょう。ストローマグには、パッキンやストローなどこまかいパーツがあります。なかでもフタの溝や穴などのこまかい部分は洗いにくいので、煮沸消毒や電子レンジ消毒などさまざまな消毒方法に対応できるものが便利。
またあまりにパーツが多いと手間になったり、パーツをなくしてしまったりすることもあるので、なるべくパーツが少ないタイプのほうがお手入れがラクでしょう。どうしても劣化してしまうパッキンやストローなどは予備が付属していたり、別売りで販売されていたりすると、いつも快適に使えるのでおすすめです。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)