JR東日本は25日、台風19号による土砂流入等の影響で一部列車の運転を取りやめていた中央本線について、高尾~相模湖間の上り線で行われた復旧作業の見通しが立ったため、10月28日始発から全区間で通常ダイヤによる運転を再開すると発表した。
中央本線は現在、高尾~相模湖間の下り線のみ使用した単線運転(6~21時頃)を実施しており、1時間間隔の折返し運転だが、通常より所要時間がかかっていた。相模湖~小淵沢間では、相模湖駅で甲府方面へ折返し運転を実施。通常の半数程度の運転になっていたという。
高尾~相模湖間の上り線で行われた復旧作業の見通しが立ち、10月28日始発から運転再開することを受け、全列車・全区間で運転を取りやめていた中央本線の特急「あずさ」「かいじ」「富士回遊」「はちおうじ」「おうめ」も10月28日始発から通常ダイヤでの運転を再開する。なお、中央本線の特急列車の指定席は10月26日11時から販売開始するとのこと。