JR東日本仙台支社は25日、福島県、会津若松市と同社の3者で2019年3月に締結した「会津若松駅前広場の整備等を起点とした会津地域の観光振興等に関する包括連携協定」の取組みとして、磐越西線(郡山~会津若松間)の一部列車にリクライニングシートの付いた指定席車両を2020年春頃に導入する予定と発表した。

  • 指定席車両の外観イメージ(JR東日本仙台支社提供)

  • 指定席車両の車内イメージ(JR東日本仙台支社提供)

導入する車両は、1両の約半分を半個室空間とし、座席を14席設置。郡山~会津若松間の一部列車でサービス開始する予定で、対象列車は決まり次第、発表される。

利用する際は普通乗車券または普通定期券のほか、座席指定券(繁忙期・通常期は530円、閑散期は330円)が必要。座席指定券は利用当日の1カ月前10時から、駅や旅行会社の窓口のほか、指定席券売機などで購入できる。座席が空いている場合に限り、車内で車掌から購入することも可能とされている。