コズレは10月23日、「子育てママの自己肯定感」に関する調査結果を発表した。調査期間は2019年9月6~9日、調査対象は妊娠中または子どもがいるママで、有効回答は1,514人。
子育てママを対象に自己肯定感の割合を調べたところ、「高い」グループに属するママは12%、「低い」グループに属するママは18%となった。妊婦と比べると、「高い」グループの割合は5ポイント低く、子育てママより妊婦の方が自己肯定感はやや高いことがわかった。
妊娠前に比べて自己肯定感は高くなったと思うかとの問いには、35%が「そう思う(非常に含む)」と回答。一方、自己肯定感が下がると感じるときを聞くと、「子育てがうまくいかないとき」が64%と最も多く、次いで「パートナー(パパ)と喧嘩したとき」が46%、「家事がうまくいかないとき」が40%と続いた。
褒めてほしい/認めてほしいと思う相手は、「パートナー(パパ)」が89%で最多。自己肯定感が高いグループに属するママと低いグループに属するママとで比べると、高いグループは低いグループより、会社の同僚や上司に褒めてほしいと思う割合が多いのに対し、低いグループは高いグループより、子ども・友人・ママ友に褒めてほしいと思う割合が多いことがわかった。
また自由回答では、家族や子供に必要とされていると感じる時に自己肯定感が高まるとの声が寄せられており、同調査では「子育て中のママの自己肯定感を向上させるには、家族(パートナー(パパ)や子ども)に褒めてもらい必要とされることである」と述べている。