BL(ボーイズラブ)に特化したアニメレーベル「BLUE LYNX」より、沖縄の離島を舞台に、小説家の卵と少年の初々しい恋愛を描く、紀伊カンナ原作『海辺のエトランゼ』(祥伝社刊)の劇場アニメ化が決定。

元アニメーターでもある紀伊カンナの繊細なイラストや、二人の登場人物の愛しい恋模様、二人をやさし包み込む沖縄の人たちや風景といった多くの要素が詰まった本作品。読み終わった後は必ず多くの人たちが「癒された」と心を掴まれた。そして、「BLUE LYNX」3作目の作品として待望の劇場アニメ化となる。

今回の劇場アニメ化にあたり、作者である紀伊カンナ本人が作品全体の監修とキャラクターデザインを担当。アニメーション制作はスタジオ雲雀、監督は大橋明代が務める。

本作品の映画化に向けて作者・紀伊カンナ自らが超ティザービジュアルを描き下ろし。小説家の卵の橋本駿と、少し物憂げな表情が印象的な少年、知花実央。沖縄の離島を舞台に、美しい自然に囲まれた2人の日常が伺える作画となっている。さらに、超特報映像も解禁となっているので、あわせてチェックしておきたい。

■作者・紀伊カンナのコメント
こんにちは、紀伊カンナです。

この度、読者の皆さまのおかげでエトランゼが映像化されます!私もスタッフのみんなと一緒に制作中です。

本来はここに何かいいコメントを打たなければいけないのですが会議でも、打ち合わせでも、作画フロアでも、もらったお菓子を食べていた事ばかり思い出されます。

原作者は概ねお菓子しか食べてないですが、スタッフのみんなはいいものを作ろうと日々がんばってくれています。

そんな穏やかなスタジオと、ゆかいなスタッフによって練り上げられてる新しいエトランゼの世界、お披露目はもう少し先になりますがどうぞお楽しみに!

●『海辺のエトランゼ』特報映像

そして、11月9日・10日にて実施されるアニメイトガールズフェスティバル(AGF)にて、本作のバンドル付き先行劇場前売券(紙券)が、「BLUE LYNX」ブースにて発売されることも決定している。バンドル内容は、BLUE LYNXにちなんで、「猫」をテーマに紀伊カンナが描き下したミニ色紙で、このバンドル付き先行劇場前売券(紙券)は、数量限定で事後通販を行うことも決定。11月15日(金)より「BLUELYNX」特設通販ページ(ノイタミナオンラインショップ内)にて受付開始となる。

『海辺のエトランゼ』の劇場公開は2020年夏の予定(配給:松竹ODS事業室)。各詳細は公式サイトにて。

(C)紀伊カンナ/祥伝社・海辺のエトランゼ製作委員会
(C)紀伊カンナ/祥伝社 on BLUE comics