オープンワークはこのほど、「新卒入社してよかった会社ランキング2019」を発表した。同ランキングは、就職や転職のためのジョブマーケット・プラットフォームの「OpenWork」に投稿された、20代の新卒入社社員(2012年以降入社)によるNPS スコア73106件を集計したもの。

  • 新卒入社してよかった会社ランキング2019

    新卒入社してよかった会社ランキング2019

今回のランキングでは、OpenWorkへ会社評価レポートを投稿する際「あなたはこの企業に就職・転職することを親しい友人や家族にどの程度すすめたいと思いますか?」という質問に0~10点で答えるネットプロモータースコア(NPS)を集計した。

1位はグーグル(新卒入社NPS平均9.125)だった。2位はコスモイニシア(NPSスコア9.000)、3位はマッキンゼー・アンド・カンパニー(NPSスコア8.429)、4位はサントリーホールディングス(NPSスコア8.314)、5位は三菱地所(NPSスコア8.111)となっている。

NPSスコアは10点満点だが、上位企業は平均8点以上と高い点数となっている。上位各社の新卒入社社員のクチコミを見ると、「若いうちから成長できる環境や自由さ」「チームワークの良さ」をあげる声が多かったという。

1位のグーグルには、「特にソフトウェアエンジニアにとっては技術的にも働き方的にも裁量が非常に広い会社です。基本的には、チームやプロダクトの目標に貢献していればどこでどのように働いていてもとくに気にしない、という方針のマネージャーも多いです(ソフトウェアエンジニア、男性)」といったコメントが寄せられている。

2位のコスモスイニシアには、「ルーティンなど単純作業ではなく、とにかく頭と体に汗をかきながら納得いくまで取り組めるため、成果に繋がった時の喜びが大きい。個人のキャリアととにかく向き合ってくれる。手を挙げた人に対する挑戦は大いに歓迎され、若いうちから大きなプロジェクトを任せてもらえる(営業、女性)」 という声があがった。

3位のマッキンゼー・アンド・カンパニーには、「1年目から責任のある仕事を任せてもらえるので、プレッシャーがある反面自分が変わっていく感覚をクリアに感じることができる。クライアントから名指しで指名されたり、評価されることは自信にもつながる(コンサルタント、女性)」という口コミが寄せられている。