日本エイサーは10月24日、HDR対応の4Kプロジェクタ「H6810BD」を発売した。店頭予想価格は120,000円前後(税別)。
4K(3,840×2,160ドット)での投写が可能なDLPプロジェクタ。明るさは3,500ルーメン、コントラスト比は10,000:1となっており、メリハリを強調した明るい映像を出力する。投写解像度を1,920×1,080ドット(フルHD)にすることで、120Hzのリフレッシュレートを利用可能。動きの速いシーンを滑らかに表示するのに適している。
HDRに対応するほか、Rec.2020規格のサポートによって、映像データをRec.709に変換して色再現性も高めている。環境に合わせてカラーバランスなどを補正するカラーキャリブレーション機能「ISFccc」の認証も取得済み。
光源は240Wで、ランプ交換時間の目安は標準で4,000時間、ECOモードで10,000時間、EcoProモードで20,000時間となる。レンズは、明るさF1.94~2.06の光学1.2倍ズーム、焦点距離は15.57~18.67mm。ズームとフォーカスは手動。台形補正機能は、垂直±40度までの手動補正。
そのほか主な仕様は、投影画面サイズが26インチ~300インチまで。投影距離の目安は、40インチで1.3m~1.6m、60インチで2m~2.3m、80インチで2.6m~3.1m、100インチで3.3m~3.9m、120インチで3.9m~4.7m。
映像入力インタフェースはHDMI 2.0×1、HDMI 1.4×1、D-sub(コンポーネントビデオ)×1。映写モードは、フロント、リア、フロントセイリング、リアセイリングに対応。10Wのスピーカーを内蔵し、本体サイズは約W343×D258×H124.6mm、重さは4kg。