JR九州は人吉駅周辺で開催されるイベント「ノスタルジック人吉」に合わせ、イベント当日の10月27日、肥薩線の観光列車にハイカラさん風の衣装を着た客室乗務員が乗務するなど、レトロな雰囲気を味わえる企画を展開する。

  • 「ノスタルジック人吉」の昨年の様子

ハイカラさんに扮した客室乗務員が乗務する列車は、10月27日の特急「いさぶろう1号」「かわせみ やませみ3・4号」と「SL人吉」(上り・下り)の計5本。このうち、「いさぶろう1号」では客室乗務員が駄菓子のプレゼントとチェキでのフォトサービスを実施。「かわせみ やませみ3・4号」と「SL人吉」では、白黒チェキでのフォトサービスと大正・昭和の楽曲でのおもてなしを行う。

また、ハイカラさんが乗車しない便も含め、当日運行する「いさぶろう・しんぺい」 「かわせみ やませみ」「SL人吉」の車内には、大正ロマンの列車旅をイメージした記念スタンプを設置する。

  • 「ノスタルジック人吉」の昨年の様子

人吉駅周辺で実施される「ノスタルジック人吉」は、人吉温泉女将の会「さくら会」を中心とした地元の人々が、肥薩線にSLが走っていた約100年前をイメージした衣装を着て人吉駅発着の列車を歓迎・見送りするイベント。ハイカラさんが乗務する列車のほか、「いさぶろう3号」と「しんぺい2号」を加えた計7本で歓迎・見送りを実施する。人吉駅前広場には明治・大正風のカフェを出店するほか、人力車や三味線演奏などレトロ感のある催しを行う。