iOS 13では「写真」アプリが大幅に変更されました。写真を閲覧するときに使う写真タブ(画面左下端のタブ)を選択すると、タブのすぐ上に「年別」と「月別」、「日別」と「すべての写真」ボタンが現れ、タップすることで表示が切り替わります。
各ボタンの役割は名前のとおり、年/月/日を基準にして写真を表示することですが、それぞれに特長があります。分類/並べ替えとは異なる機能も含まれますから、特長を理解したうえで利用しましょう。
「年別」は、カメラロールに保存されている過去数年間の写真を年単位にまとめた表示モードです。2年前、1年前、今年の順に撮影日が近い写真のサムネイルが1枚表示され(それ以前の年は上方向へスクロールして表示)、今年のぶんは最初に操作時点の月からピックアップされた写真がしばらく表示されたあと、1月以降の各月を代表する写真がスライドショーのように表示されます。
「月別」は、カメラロールにある写真を月単位にまとめた表示モードです。枚数が多い日/週が含まれる場合は、その期間だけイベントとして別にサムネイル化されるため、2~3枚のサムネイルが表示される月もあります。
「日別」は、撮影日が近い写真をレイアウトして表示するモードです。数十枚もの写真を撮影した日を選択すると、サイズが異なるサムネイルを作成し、見やすいように並べて表示してくれます。1日1枚以下の撮影ペースが続く場合は、「10月10日~17日」のようにグループ化されます。
「すべての写真」は、カメラロールにある写真を同じ大きさのサムネイルで並べた表示モードです。サムネイルの大きさは画面右上の「+/-」ボタン、またはピンチイン/アウトで5段階に変更できます。
これらのモードは、写真のサムネイルをタップすると年別→月別→日別の順に切り替わります。ピンチイン/アウトでも切り替えできるので、慣れればボタンの存在を意識せず直感的に操作することが可能になりますよ。