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【この記事のエキスパート】
文房具ライター&ブロガー:猪口フミヒロ
文房具好きが集まる朝活コミュニティ:文房具朝食会@名古屋の主催者。
2009年からブログ『本と文房具とスグレモノ』を毎日更新し続ける文房具ライター&ブロガー。
『文房具屋さん大賞』で特別コメンテーターを務める日本でも有数の文房具通。
東海地区を中心に文房具をベースにした活動を精力的に展開するサラリーマン。
愛知県岡崎市に在住。
マスキングテープはノートやアルバムの装飾や、壁紙のように使えたりと幅広く活用できるのが人気の理由。また、そのほかにもさまざまな使い方があります。本記事では、マスキングテープの選び方とおすすめ商品をご紹介。ぜひ参考にしてみてください。
マスキングテープとは
そもそもマスキングテープの役割は、物の色を塗装するときに不要な部分まで塗装しないようにするために使用するテープでした。
その後、かんたんに切ることができて貼り付けやすく、使い勝手のよいアイテムだとわかり、オシャレな柄をプリントした商品が販売されるようになりました。今では、デコレーションや工作など、さまざまな用途で使われています。また、コストパフォーマンスのよいアイテムであることも特徴です。
マスキングテープの選び方
いまやデコレーションには欠かせない「マスキングテープ」。そのほかにも、多用途で使えるアイテムです。この記事では、マスキングテープの基本的な選び方を見ていきましょう。選ぶうえで大事なポイントを挙げていきますので、ぜひ参考にしてみてください。ポイントは下記の4つ。
【1】目的に合わせたデザイン
【2】幅や厚さ
【3】粘着性
【4】セット商品かどうか
上記の4つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】目的に合わせたデザインをチェック
マスキングテープは、もともとの使い方以外にも、使える方法が増えています。
たとえば、付箋の代わりとして使用したり、スクラップブックなどをデコレーションすることもできます。いろいろな使い方のなかで、自分がどんな目的で使いたいかを確認して、お気に入りの製品を探してみましょう。
無地でシンプルなもの:文字を書き込む用
メモや付箋の代わりにマスキングテープを使う場合は、無地やシンプルな絵柄のデザインがおすすめ。文字が書きやすく、読みやすいものが便利です。
また、文字を書くならマットな質感のものを選びましょう。光沢があるものだと文字が書きづらいケースがあります。デコレーション用で使う場合は、目立つ柄のデザインといっしょに使うとおしゃれに見えます。
かわいいデザインや柄ものを:デコレーション・アレンジ用
フォトフレームや容器、いろいろな小物をデコレーションするときには、絵が連続して印刷されているマスキングテープがおすすめです。同じ柄が連続している製品や、進むごとに絵柄が変わる製品もあります。
キャラクターが使われている製品であれば、動きが描かれていたりするのでかわいいですよ。ギフトとしても使えるでしょう。
メモリ付きや養生タイプ:プラモや模型・DIY用
プラモや模型・DIYなどに使用するマスキングテープは、塗装などをしない場所を保護する本来の目的で使用できるものを選びましょう。文房具のマスキングテープとは違い、剥がしやすいもの、養生用と明記されたものを選ぶのが重要です。
目盛り付き、熱に強い、貼るものに合わせて曲線でも貼りやすいなど、用途に応じた機能にも注目してみましょう。
【2】幅や厚さをチェック
使いたいと考えている製品によってマスキングテープの幅や厚さを選んでみましょう。製品の大きさによってマスキングテープも幅があると、どれくらいの使用量で済むかを計算することができるでしょう。
マスキングテープにペンで書いたりするときは、厚さが選ぶポイントになります。どれくらいが使いやすいかなど調べてみましょう。
幅|貼る場所に合わせたサイズを
マスキングテープの幅は、通常は15mm幅がスタンダードとなっているサイズです。
塗装などで製品をカバーするときには、幅広い製品を使うと作業しやすいでしょう。3mm幅の細い製品は、用紙などの仕切りを設定するときに使いやすいタイプです。
厚さ|薄いタイプが扱いやすい
ノートなどの紙に貼って付箋やメモがわりにマスキングテープを使いたい人は、薄めのタイプを選びましょう。厚みがあるタイプは、ノートの隙間に厚みが生まれるので全体の厚みも変わります。逆にテープで書いたところをすぐに開きたいときは役立つでしょう。
厚めのテープは、接着面が厚くなっている製品の場合があります。書くのに慣れていないと、扱いが難しいこともあります。薄いタイプは力を入れて書きやすく、使いやすいです。
【3】粘着性をチェック
マスキングテープのメリットとして、粘着力が強くないということです。かんたんに貼れてきれいにはがせるので、どんなものに使っても粘着剤が残りません。とくに粘着力が強くないものは、はがした跡もベタベタしづらいです。デコレーションなどで使うときにもくり返し貼ってはがせるので便利です。
一方、はがれては困るような場所に使う場合には、粘着力が強いものを選びましょう。ノートなどで書くために使うときには、不用意にはがれないので役立ちます。
マスキングテープでお部屋のインテリアをリメイクするのであれば、ある程度粘着力があるものの方がよいでしょう。粘着力が弱いと、時間の経過につれてはがれてしまう可能性があるので、用途に合わせて粘着力を見極めて購入してみてください。
【4】セット商品かどうかチェック
たくさんのデザインを楽しみたいけれど一本ずつ買うのは面倒という人は、セット製品を選んでみるとよいでしょう。キャラクターごとや似たような絵柄をそろえたものなど、使えるパターンが増えます。
デコレーションもバラエティに富んだデザインにできるので、より楽しく飾り付けすることができます。いろいろと調べてみると楽しいですよ。
エキスパートのアドバイス
【エキスパートのコメント】
これからもどんどん進化するマステに注目!
これからもマスキングテープはどんどん進化していきます。日本の文房具は世界的に見ても便利なものが多いので、今後も生き残っていくことでしょう。
そんななかでマスキングテープの役割はどんどん新しく重要になってくることも考えられます。たとえば、棚卸しが短時間でできるもの、音が出る鍵盤状のもの、服が作れて着られるものなど、まだまだ進化して新しいマスキングテープが出てくるかもしれません。
ぜひこれからのマスキングテープにも注目しながら、自分に合うものを購入して楽しんでください。