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【この記事のエキスパート】
DIYアドバイザー/インテリアコーディネーター:嶋﨑 都志子
住宅メーカー、インテリアショップ等の勤務経験を活かし、雑誌・テレビのDIY企画の監修や店舗内装デザイン、展示会のディスプレイ、WEBサイトのライターなどを行っている。DIYユニットTANOKのメンバーとしてイベントの企画・運営も担当。
インテリアとDIYのチカラで、住まいを心地よく、暮らしを楽しくするアドバイスをモットーにしている。
NHK総合テレビ「あさイチ」「ごごナマ」、TBSテレビ「メイドインジャパン」などに出演。著書に「初めてでも自分でできる 住まいの修繕とメンテナンス(成美堂出版)」など。
読書やリラックスタイムにぴったりのロッキングチェア。本記事では、ロッキングチェアの選び方とおすすめ商品を紹介。おしゃれなデザインの商品はもちろん、価格の安いものから高級なものまで厳選。折りたためるタイプや、北欧の人気ブランドIKEAの商品なども紹介しています。
ロッキングチェアとは
ロッキングチェアとは、揺り椅子とも呼ばれ、脚の下に弓状の板を取りつけている椅子のこと。
自分の重心を前後させ椅子を揺らして使い、ゆらゆら前後に揺れながら座ることができるのが特徴です。心地よいリズムで揺れる椅子は、さながら赤ちゃんが使うゆりかごのよう。心も体もリラックスしながら読書をしたり、昼寝をしたり、また赤ちゃんの寝かしつけにも使えそうです。
ロッキングチェアの選び方
それでは、ロッキングチェアの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の6つ。
【1】材質
【2】座り心地を決めるクッション性
【3】座面の高さ、背もたれの角度
【4】持ち運びや収納がしやすいか
【5】設置スペース
【6】組み立て式かどうか
それぞれ詳しくみていきましょう。
【1】材質をチェック
ロッキングチェアに使われるおもな材質は、「木製」「布製」「金属製」「ラタン製」があります。それぞれの特徴をチェックして、使いやすいものを選びましょう。
▼木のぬくもりが感じられる「木製」
ロッキングチェアといえば、木製のものを思い浮かべる人も多いのでは。昔からよく使われるデザインで、ただ置いておくだけでもおしゃれですよね。インテリア性、デザイン性も求める方には木製がおすすめです。木のぬくもりを感じながら、贅沢なリラックスタイムを過ごすことが出来そうです。ただ、重量が重いので、持ち運んで使うには不向きです。
▼ソファのようにゆったりと座れる「布製」
布製のロッキングチェアは、座面が布でできていて、脚部は木や金属でできているものです。クッション性もありふかふかの座り心地のものが多く、なかにはリクライニングできるものも。クッション性がなく、ハンモックのように布一枚で支えてくれるタイプもあります。
▼通気性が良いので蒸れない「ラタン製」
ラタンは、日本名「籐(とう)」というヤシ科の植物です。通気性がよいので夏は涼しく、冬など乾燥している時期は水分を放出してくれます。ラタンといえば夏のイメージがあるかもしれませんが、一年中快適に使えますよ。丈夫なつくりで、アジアン家具のような雰囲気でデザイン性も高いものが多いです。
▼軽量で丈夫!アウトドアにも便利な「金属製」
全体が金属でできたタイプもありますが、座面は布など座りやすい素材を使ったチェアが多いです。脚部が金属でできたロッキングチェアは、軽量のものが多く、場所を移動させて使うことができるのが魅力です。雨や風にも強いので屋外やアウトドアでも使えて便利です。なお室内で使う場合、フローリングを傷つけてしまうことがあります。商品によってはキズ防止のゴムが装着されているものもありますが、そうしたものがない場合には階下への騒音防止もかねてマットなどを併用するのがよさそうです。
【2】座り心地を決めるクッション性をチェック
ロッキングチェアはリラックスチェアなので、何よりもくつろげる椅子でなくてはなりません。座面や背もたれにクッション性があれば、体にフィットするので快適に長く座っていることができます。クッションがつく場所は自分の体にあっているか、クッションの硬さや柔らかさは自分の好みかなどをチェックしましょう。クッションがつかないタイプは座面の座り心地や背もたれの角度など、長く気持ちよく座っていられるかがポイントになります。
【3】座面の高さ、背もたれの角度をチェック
【エキスパートのコメント】
ロッキングチェアの背もたれの角度は浅いものから深いものまでさまざまです。また、座面の高さも40cm以下の低いタイプから椅子の高さ(42〜45cm)のものがあります。
ゆったりと読書やテレビ観賞をするためのものならば、座面の高さが低めのものや角度が深めで頭を支える高さがある背もたれつきのタイプがおすすめです。
家の中で活動的に動きまわりつつも合間にリラックスチェアとして使用したい方には、座面の高さが高めのものや、背もたれが浅い角度のものが立ち上がりやすく便利です。
【4】持ち運びや収納がしやすいかチェック
ロッキングチェアは使っていないときでも置きっぱなしにしなければいけないものが多いですが、折りたたみができるタイプは、使わないときは収納ができます。お部屋を広く有効に使えるのは、相当大きなメリットといえます。また軽量なものも多いのでアウトドアなどにも持ちだして使うことも可能です。
【5】設置スペースをチェック
【エキスパートのコメント】
ロッキングチェアは前後に揺れてリラックスするための椅子です。そのため、奥行きの空間は可動域を考えてロッキングチェアの1.3倍くらいのサイズが必要になります。
たとえば、奥行きが80cmのロッキングチェアならば、約1mの場所が必要です。せっかく購入したのに、壁にあたってしまって「ゆらゆらできない」というようなことにならないように気をつけましょう。
【6】組み立て式かどうかチェック
通販サイトで購入する家具は、自宅で組み立てを行うタイプが多いですが、ロッキングチェアも同様です。組み立てに際して用意しなければいけない工具があるかどうか、必要な工具は付属しているかなどを事前に確認しておきましょう。
また、ロッキングチェアは、通常の椅子よりも梱包サイズがかなり大きくなります。完成品で到着する商品の場合は、梱包サイズが搬入経路の通路幅以内であることを確認しておきましょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)