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【この記事のエキスパート】
キャンプ/釣りライター:中山 一弘
青年期に始めた釣り新聞への寄稿を始めとして、サイトAllAboutでのフィッシングガイドを務める。
ほかにも雑誌『Salty!(ソルティ)』やアウトドア系の雑誌やWeb媒体などでの執筆多数。
今も休日には必ず海山湖を駆けまわっている自然派で、あらゆるジャンルの釣りを体験し、季節に合わせて日本中の旬な魚を追っている。
キャンプ用品は、あえて払い下げのミリタリー系ギアで揃えるマニアな一面も。
エギ(餌木)はアオリイカなどを釣るための専用ルアーで、漁具として使われてきたものが近年になり、釣り用に流用されたものです。ヤマシタのエギ王やダイワのエメラルダスなどが人気です。この記事では、釣りライターの中山一弘さん監修のもとエギの選び方とおすすめ商品を紹介します。
アオリイカが良く釣れる
エギの選び方
釣りライターの中山一弘さんに、エギを選ぶときのポイントを教えてもらいました。こちらを参考にエギングをぜひ楽しんでください。ポイントは下記の4つ。
【1】サイズをチェックする
【2】時間帯・潮色などを考慮したカラーを選択
【3】沈下速度をチェック
【4】「ベーシック」「シャロー」「ディープ」3つのタイプを知っておこう
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】サイズをチェックする
エギングで使うエギのサイズは2号(6cm)や2.5号(7.5cm)、3.5号(10.6cm)、4号(12cm)がメインとなります。オーソドックスな考え方として、小型のものは小さなイカを狙うとき、大型エギは大型のイカを狙うときに使います。
いわゆるコロッケサイズと呼ばれるイカが釣りたいなら2~2.5号、もっとも釣りやすい800~1,500gぐらいまでなら3~3.5号、1,500g以上なら3.5~4号と考えるといいです。釣ってよし、食べてよしのアオリイカは1kgより上のサイズになるので、3.5号が一番出番が多くなります。最初に集めるなら3.5号を中心にするといいですよ。
【2】時間帯・潮色などを考慮したカラーを選択
エギのカラーは実にさまざまです。イカが常食している小魚やエビ類によって地域差があるのがその理由の一つといわれています。とはいえ、全国的に見ても定番といわれるカラーがあります。夜の釣り(ナイトゲーム)ではピンク、オレンジ。昼間の釣り(デーゲーム)ではブラウンやダークグリーン、ブルーなどが実績の高いカラーです。
本当はこれに下地のテープのカラーなどを組み合わせてその日の傾向に合わせるのですが、まずは基本のカラーを押さえてからで問題はありません。地域差などは地元の釣具店で話を聞くことができますから、釣りに出かけるときはぜひ立ち寄ってみてください。
【3】沈下速度をチェック
アオリイカがエギにアタックしやすいのはフォールの最中です。ある程度深いときは沈下速度が速くてもイカが追い付けますが、浅い釣り場ではそのタイミングがとれないときがあります。最近ではシャローモデルといって、沈下速度が遅いタイプのエギが出ています。
これを使えば浅い釣り場でもゆっくりした間が作れるのでアオリイカが乗りやすくなります。ポイントによって沈下速度を変えてみるのも、釣果アップにつながりますよ。
【4】「ベーシック」「シャロー」「ディープ」3つのタイプを知っておこう
ベーシックタイプは、3.5号で1m沈むのに約3~4秒かかるタイプのエギです。
シャロータイプは1m沈むのに約5~6秒かかります。また、スーパーシャロータイプと呼ばれるエギもあり、こちらは沈むのに10秒ほどかかります。そもそもシャローとは水深が浅い場所のことを指しており、エギが軽く沈むのに時間がかかるよう設計されているのです。
ディープタイプは重さのあるエギのことで、深い場所で利用するのに適しています。こちらも、メーカーによって同じ大きさ(号数)でもより従量の重いスーパーディープタイプといったものも開発されています。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)