ツナグ働き方研究所は10月16日、「2019年アルバイト探しに利用した情報源に関する調査・総合編」の結果を発表した。調査期間は2019年4月19~25日、調査対象は業種を問わずアルバイト・パートとして求職経験が2年以内にある16~69歳の求職者・現就業者で、有効回答は1,000人。

  • アルバイト探しの際に最も利用した情報源

    アルバイト探しの際に最も利用した情報源

アルバイト・パート探しの際に最も利用・参考にした情報源を聞くと、「インターネット」が55.4%でトップ。次いで「紙媒体」が16.0%、「ハローワーク」が10.9%、今回から選択肢に加わった「登録型(単発や派遣など)」が8.9%、「クチコミ・紹介」が4.4%と続いた。

2015年の調査と比べると、「インターネット」(2015年45.5%)は9.9ポイント増加したのに対し、「紙媒体」(同23.0%)は7.0ポイント、「ハローワーク」(同17.2%)は6.2ポイント、「クチコミ・紹介」(同8.6%)は4.2ポイント減少した。

「インターネット」と答えた人について詳細をみると、「求人情報サイト」が1位となったものの、回答割合は2015年(52.7%)比16.7ポイント減の36.5%にとどまった。一方、2位の「求人情報アプリ」は2015年(13.1%)比19.3ポイント増の32.5%に急増した。

同調査では「アプリには、希望の時給や勤務地など自分の求める条件に合った新着求人が通知されるなど、WEBにはないサービスも多い。バイトアプリの数も増えており、今後、バイト探しはWEBサイトよりもアプリが主流になると考えられる」と分析している。