俳優の稲葉友が、フジテレビ系スペシャルドラマ『磯野家の人々~20年後のサザエさん~』(11月24日20:00~21:54)で、20年後のイクラちゃん(21)を演じることが18日、明らかになった。
アニメでは1歳半で、「チャーン」「ハーイ」「バブー」の3つの言葉を使い分けて感情を表現しながら、とにかく好奇心旺盛。さらに、自分が決めたことは頑として譲らず、それゆえ、時に周囲の大人たちを振り回すこともあったイクラちゃん。それから20年がたち、タラオとイクラは大学の先輩・後輩という間柄となり、変わらず仲が良い。
ただ、やりたいことが見つからず、いまだ内定ゼロのタラオとは対照的に、イクラは「波は自分で作らなきゃいけない」と、ドローンによる新しいITサービスを開発して学生起業。未来へ迷いなく進むイクラを隣に、タラオは果てしない焦燥感にかられ…。
今回のオファーに「『イクラちゃん!?』とシンプルに驚きました。ですがジワジワと国民的に愛されているキャラクターを演じるプレッシャーと、自分が演じさせてもらえるんだという光栄さを感じました」という稲葉。
実際に演じて、「タラちゃんと2人のシーンでは、2人とも大人になったんだなあと演じている側なのに感慨深さがありました。磯野家がそろっているのを見た時はなんとも言えない感動があったので、ぜひとも皆さまにも楽しみにしていてほしいです」と話している。
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