ナスタはこのほど、「育児に関する意識調査」の結果を発表した。調査は9月14日~16日、子供のいる既婚男性1,000名(20代82名/30代512名/40代406名)を対象にインターネットで行われた。
はじめに、勤め先に育児休暇取得制度があるかを尋ねたところ、65.3%が「ある」と回答。しかしながら、育児休暇を取得したことのある男性は、わずか9.7%という結果に。
そこで、「父親も子育てに参加することが当たり前だと思いますか?」と尋ねたところ、47.1%が「とてもそう思う」、43.5%が「どちらかといえばそう思う」と回答した。一方、「実際に自分は育児に参加できている」と回答した男性はおよそ6割(「よく参加できていると思う」13.6%、「まあまあ参加できていると思う」45.2%)となり、父親として子育てに積極的に参加しようという意識はあるものの、育児のために仕事を休み、家庭に専念するということがまだまだ難しい状況にあることが伺えた。
また、普段よく参加している育児について複数回答で聞くと、「子供の遊び相手」(69.9%)、「子供のお風呂」(68.9%)、「子供とお出かけ・お散歩」(60.2%)が上位に。さらに、実際に大変だと思う育児については、「子供の寝かしつけ」(32.8%)、「子供の食事の準備」(32.4%)、「子供にご飯を食べさせる」(25.7%)が上位となった。
最後に、育児に関して妻に直してほしいところを聞いたところ、「直してほしいところはない」(39.7%)が最も多く、多くの夫が妻の考え方を尊重していることが明らかに。次いで「自分ばかり大変だと主張する」(28.4%)、「子供にしか興味がなくなる」(18.3%)、「育児の間違いを細かく指摘する」(17.9%)と続いた。