JR西日本は16日、「せとうち広島デスティネーションキャンペーン」(2020年10月から開催)を契機に導入する新たな観光列車の列車名を「etSETOra(エトセトラ)」に決定したと発表した。

  • 新観光列車「etSETOra」(エトセトラ)の外観イメージ

「etSETOra(エトセトラ)」という列車名には、ラテン語で「その他いろいろ。等々。…など」といった意味を持つ言葉になぞらえ、瀬戸内が次から次に紹介したくなる魅力にあふれていることが表現されている。また、「えっと」は広島弁で「たくさんの」「多くの」という意味もあり、新たに導入する観光列車で「えっと」瀬戸の魅力を感じてほしいとの思いも込められている。

使用車両はキハ47形2両編成で、外観デザインは瀬戸内海の「青」、海岸線から見える波の「白」などを用い、「せとうち」を表現した。

「etSETOra(エトセトラ)」の運行線区は山陽本線・呉線の尾道~宮島口間とされ、詳細な発着駅や停車駅、車内サービスなどは今後、順次告知される。導入時期は2020年秋頃を予定している。