日本テレビ系で放送される『第98回全国高校サッカー選手権大会』(開会式=12月30日)の応援歌に、デビュー前の現役高校1年生・三阪咲が起用されることが決まった。
令和初の高校サッカーは、3つの「史上初」を展開。その1つがデビュー前の現役高校生の起用だ。三阪は、SNSや動画サイトなどで高校生を中心に若い世代の注目を集めており、高校サッカーの選手たちと同世代で、自分の夢である「歌手になること」を目指していることから、起用が決まった。
最年少ながら作詞も三阪が担当する応援歌のタイトルは「繋げ!」。同世代の選手達に密に寄り添いながら、ぐっと背中を押してくれる楽曲となっている。
2つ目の「史上初」は、応援歌に加え、もう1曲“みんなのアンセム”を制作するということ。応援歌制作の参考にと過去の大会の映像を見たり、実際に高校サッカー地区大会を観戦したりした三阪は、選手たちに送る言葉はもちろん、周りで支える周りの人々と共に寄り添う「言葉」や「想い」もどうにか表現する方法がないかという想いが湧き上がってきたが、全てを応援歌に詰め込むことが難しいことから、初の試みとして「応援歌」と「みんなのアンセム」の2曲を制作・展開していくことになった。
そして、3つ目の「史上初」は、全国大会を目指す選手たちを、より身近で応援するため、全国数カ所の地区大会決勝で「キックオフライブ」を開催することが決定。三阪が各地に足を運び、生の歌で大会を盛り上げる。
三阪は、今回の起用に「最初に聞いたときは『自分でいいのかな』という不安はありましたが、せっかく選んでいただいたからには頑張ろう、という気持ちになりました」とのこと。「サッカーはボールをつないでゴールに向かっていきますが、選手の皆さんも高校生活が終わって次の道にいくとき、サッカーを通して頑張ってきたことが未来につながるようにどんどん進んでいってほしいという思いと、みなさんと同じく私自身も今頑張っていること、努力していることが未来につながるように、という思いから、『繋げ!』というタイトルにしました」と曲に込めた思いを語っている。