俳優の高橋克典が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『庶務行員 多加賀主水』が、11月17日(21:00~23:05)に放送される。

  • 左から尾美としのり、夏菜、高橋克典、高島礼子 -テレビ朝日提供

曲がったことは許さない熱い正義感ゆえに世界を放浪することとなり、現在は銀行の雑用係として勤務する男・多加賀主水(高橋)。その相棒役である女性行員・生野香織を夏菜が演じ、高島礼子と尾美としのりがゲスト出演する。

『庶務行員 多加賀主水』は、元銀行マンという異色の経歴を持つ作家・江上剛氏の人気シリーズが原作。第3弾となる本作では、歴代の頭取の間で代々引き継がれてきた“頭取の手帳”が盗まれ、その行方を追っていた総務部長が何者かに襲われる事件が発生し、主水が八面六臂の活躍で悪を暴いていく。

高橋は「あえて昭和の匂いのする2時間ドラマをお楽しみいただきたいという思いで作っています」と明かし、夏菜との共演については「僕は常に、隙あらばいろいろ変えていきたいと思っているので、夏菜さんが芯になって安定感を出してくださっています」と感謝。そして「これからも“ビジネスもの”としての雰囲気を携えつつ、みなさんが気軽に楽しめるエンタテインメント作品として育てていけたらと思っています」と抱負を述べた。

夏菜は高橋について「克典さんは師匠であり、お兄さんであり、すごく安心できる存在。とてもリラックスして演じさせていただいています」と話す。また、「昔ながらの懐かしい感じがするドラマ。多加賀主水が悪を成敗してくれる、古き良き“ヒーロー感”がこの作品のよさかなと思います」とシリーズの魅力を分析した。

高島は「勧善懲悪が気持ちいいです。能力至上主義、危機管理能力の低さ、今抱えている問題が盛りだくさんです」、尾美は「アクション、人が触れ合うことの大切さ、または絆、いろいろありますがそれよりなにより、高島さん,夏菜さんや銀行の女子行員がかわいいです」とそれぞれ見どころを語っている。