きょう15日に放送されるカンテレ・フジテレビ系番組『セブンルール』(毎週火曜23:00~)では、多くのヒット作で振り付けを手がけてきた川崎悦子さん(63)に密着する。

  • 『セブンルール』の密着を受ける川崎悦子さん=カンテレ提供

劇中のダンスが話題を集めたドラマ『女王の教室』、映画『モテキ』、さらには滝沢秀明氏がプロデュースする『滝沢歌舞伎ZERO』や舞台『劇団☆新感線』などを手がけてきた振付師の川崎さん。中でも大きなインパクトを残したのが“武富士ダンス”。金融会社のCMにダンスを取り入れるという斬新な演出が、当時大きな話題となった。

その活躍ぶりは分野を超え、日本オリンピック委員会強化スタッフとしても名を連ねる。63歳となった今でも仕事のオファーが絶えない。

厳格な家庭に育ち、4歳からクラシックバレエを習っていた川崎さん。高校生の時は役者になるのが夢だったものの、親からの猛反対で一度はOLに。しかし、役者の道を諦めきれず、すぐに退職。親からは勘当されたという。

その後、役者として目が出ることはなく、お金を稼ぐために始めたのがバレエ経験を生かしたダンス講師のアルバイト。ダンスの楽しさを改めて知った川崎さんは、趣味でダンサーとしても活動を始める。

そんな彼女がブレイクしたきっかけは、26歳の時。哀川翔や柳葉敏郎など名だたる俳優が在籍した、当時全くの無名だったグループ「劇男零心会」の振付を担当したことだ。後に「一世風靡セピア」としてデビューすると、「前略、道の上より」が大ヒット。その振付が話題となり、多くのオファーが舞い込むようになった。

テレビにCM、舞台と、実に多くの作品の振り付けを手がけてきたが、思いつかず辞めようと思ったことが何度もあるという。それでも、彼女が昭和、平成、令和にわたって踊り続ける理由とは…

多くの有名人から慕われる川崎さんの人間性を垣間見たスタジオメンバーたちは、口々に感心した様子。そんな中、川崎さんのあるルールから、売れる新人の見抜き方、という話題に。昔、YOUの父親が「小泉今日子は絶対に売れる!」と先見性を発揮していたかと思いきや…。また、若林正恭が、事務所に入った頃に社員に言われた衝撃の一言とは…。