とんでもないブラック企業に入社したと思ったら、意外と優しい社長で…? 『ゆとりやくざ』などの著作を持つ漫画家・早坂啓吾さん(@k5hysk)が掲載した『ブラック企業に入ってしまったかもしれない漫画』。斜め上の展開が楽しいと話題になっています。

  • この強面で、この気遣い

「僕はブラック企業に入ってしまった」。会社員・灰原は、絶望の表情でうつむきます。社員数人の小さな会社でしたが、社長が強面。言葉遣いも乱暴で、毎日大量の仕事を押し付けてくるからです。今日も、山積みの書類と共に、「灰原ぁー!!これ今日中にやっとけやぁー!!」。

もはや限界を感じた灰原は、勇気を出して「む…無理です 今日中になんて…」と反論します。ところが社長は「テメェ!!オレに口答えするってのか!?」と一喝。

恐れおののく灰原でしたが、社長は舌なめずりをしながら一言。「面白ぇ…じゃあ1週間以内にできなかったら…どうなるかわかるな…?」。今日中と言っていた期限が、さりげなく1週間に伸びてしまいました。

恐ろしいのか優しいのか…? 意外すぎるギャップを持つ社長に対して、読者の皆さんからは「社長…優しい…」「社長めっちゃ良い人ですね」「こんな会社なら逆にサービス残業してあげたい」と絶賛の声が寄せられていました。中には、「この会社に入りたい」と入社を希望してしまう人まで。

社長とのホッコリエピソードを楽しみたい人は、ツイート内の他3枚の漫画もぜひご覧ください。定時帰りを推奨する社長や、おかゆを作ってくれる社長。見ていると「萌え」にも似た気持ちを感じてしまうかも…。

投稿からおおよそ3日で、約1,000件のリツイート、3,200件のいいねを集め、注目されています。

作者の早坂啓吾さんは、グランドジャンプ(集英社)誌面にて『ゆとりやくざ』を連載中。第2巻が2019年10月18日に発売されます。