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【この記事のエキスパート】
合同会社HITOOMOI代表 フードコーディネーター:細野(倉田) 沙也加

合同会社HITOOMOI代表 フードコーディネーター:細野(倉田) 沙也加

フードコーディネーターと管理栄養士が立ち上げた料理研究家による会社、合同会社HITOOMOIのフードコーディネーターです。 大切な人のために手作りの料理を振る舞うシーンを作ることで、 生きててよかったと思える社会の実現を目指しています。

主にレシピの開発、記事執筆、栄養計算、商品開発、食・健康に関するコンサルティングを行っています。SNSで手作り料理を発信中。


IH対応鍋の選び方とおすすめ商品をご紹介します。サイズ、素材、値段など選ぶポイントも詳しく解説! 土鍋、両手鍋、ごはん鍋、片手鍋など様々な種類を厳選しました。新生活や買い替えにピッタリなセット品、ひとり鍋にピッタリな一人用サイズの鍋も!

IHに適した鍋を買うなら知っておこう
IH対応鍋と普通の鍋との違いは?

出典:Amazon

鍋はキッチンに欠かせない調理用具ですが、材質によってIHクッキングヒーターで使えるものと使えないものがあります。IH対応の素材は鉄、ステンレス、ホーローです。アルミ製や銅製のものは使えません。また、土鍋などの陶器類やセラミックス、耐熱ガラスなどの鍋もIHには不向きです。

見た目で判断できないときは、財団法人製品安全協会の「CH-IHマーク」や「IHマーク」がついていないものはIHで使えない鍋だと覚えておきましょう。

ただし「オールメタル加熱」のIHヒーターなら、アルミや銅の鍋も使用できます。

IHで使える鍋ってどんな鍋?
IHで使える鍋の見分け方

出典:Amazon

購入した鍋がIHで使えるのかどうか、ぱっと見ただけで判断するのはむずかしいです。もし、通常の鍋がIH未対応だったとき、IHコンロでは使用できません。

<IHで使用できない鍋の特徴>
●製品安全協会のIHマークやCH-IHマークがない鍋
●アルミ・銅・陶器・耐熱ガラス素材の鍋
●底面が12~26cm以外の小鍋・大鍋

多層鍋も基本使用できませんが、底に鉄をはさんでいる鍋や、オールメタル加熱タイプのIHヒーターであれば、使用できます。鍋底は平らでヒーターの上面に密着する必要があり、底面は12~26cmが目処です。

<カンタンに調べる方法>
鍋に水を入れて電源を入れ、火力表示が点灯し加熱が始まれば、問題ありません。IHでも使える鍋と判断できます。しかし、表示が点滅したり電源が切れる鍋はIH対応ではありません!

IH対応鍋はガスでも使える?兼用できるの?

出典:Amazon

結論から言うと、IH対応の鍋やフライパンはガスコンロで使うことができます。しかし、IH対応にするために、材質を変えたり鍋底などを適度に厚くしたりしているのです。つまり、IH対応の調理器具をガスコンロで使うことはできるのですが、使いにくいと感じることもあるでしょう。

兼用で使用したい場合は、購入時に必ず製品購入時の取り扱い説明書を確認して正しく安全に使用してください。

一人暮らしにも!
IH対応鍋の選び方

ここからは、IH調理器具に対応した鍋の選び方をご紹介します。ポイントは下記のとおり。

【1】IH鍋のサイズをチェック
【2】素材から選ぶ
【3】なるべく軽量なものがおすすめ
【4】焦げ付きに関わる表面加工もチェック
【5】鍋以外も手に入るセット商品ならもっとお得!

それぞれ解説しているので参考にしてみてくださいね。

【1】IH鍋のサイズをチェック

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

たくさん作りたい人は目安のワンサイズ上にする

<おすすめのサイズ目安>
●ひとり暮らし:直径16cmの鍋
●2~3人暮らし:直径20cmの鍋
●大人数の家族向け:24cm以上の鍋

鍋は煮込み料理を作るだけでなく、お湯を沸かしたり、ご飯を炊いたりといろいろな場面で活用することができます。

サイズはあくまで目安なので、一度にたくさん作りたい人は目安のワンサイズ上のサイズを購入するといいでしょう。

【2】素材から選ぶ

IH鍋に使われる素材は、おもに土鍋、ステンレス製、ホーロー製、チタン製、鉄製があります。それぞれの特徴をみていきましょう。

土鍋|遠赤外線を放射しておいしく仕上がる

出典:Amazon

鍋料理といえば、やはり土鍋を使いたいという方は多いことでしょう。温まると遠赤外線を放射するというのが土鍋の特徴です。熱伝導率が高いので食材の中心にまで熱が伝わり、ご飯などがおいしく炊けます。

土鍋を使って調理をしたい場合は、IH対応の土鍋を選んでください。ただし、メーカーによってはIH対応であっても土鍋の使用は推奨していないこともあります。その場合は、自己責任で使用することになりますので気をつけてください。

ステンレス|さびにくく保温性が高い

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

ステンレスは、サビにくく保温性が高いのが特徴で、弱火でじっくり煮込む煮物料理におすすめ。デメリットは焦げやすいので、炒め調理には不向きです。

ホーロー|おしゃれで熱伝導率が高い

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

ホーローは熱伝導率・保温性がすぐれているのが特徴で、ゆっくり煮込むカレーやスープ料理が得意。じっくり加熱することで、素材の甘味をしっかり引き出してくれます。

デメリットはほかの鍋より重く割れやすいことです。ていねいに取り扱いましょう。

鉄・チタン|重めの鉄、軽いチタン

出典:Amazon

IH対応の鍋でよく使われる素材は、ほかにもチタンと鉄があります。

●チタン:軽くて丈夫、長く使えて、サビないのが特徴です。酸化チタンは抗菌作用もあり衛生的です。ただ熱伝導率は低いので温まりにくい面もあります。

●鉄:重くて、手入れもたいへんそうなイメージですが、鉄は熱効率が高く、食材のうま味を封じ込め、おいしい料理ができますよ。短時間で調理でき電気代の節約にもなり、耐久性もあります。

【3】なるべく軽量なものがおすすめ

重い鍋は扱いにくく、洗いものなどで疲れることもあるため、鍋の重さも要チェックです。

フライパンのような片手用の鍋で、ストレスを感じずに手際よく料理したいのであれば、1kg以下で選びましょう。両手鍋も、水や具材が入ると結構な重さになります。両手で無理せずに扱える2kg以下を目安にしましょう。

同じサイズの鍋でも、素材で重さは随分違います。たとえば、鉄鍋はアルミの倍以上の重さになります。頻繁に使う鍋は、できるだけ軽いチタン製などを選ぶと使いやすいです。

【4】焦げ付きに関わる表面加工もチェック

出典:Amazon

焦げ・こびりつきを避けるためには、表面加工のチェックも大事です。

●フッ素加工(テフロン加工):焦げ、こびりつきをしっかり軽減できとても便利で、価格もリーズナブルです。ただ空炊きすると、コーティングが剥がれますので、注意が必要です。

●セラミック加工:焦げない・こびりつかないのが特徴です。少ない油で調理ができ、省エネにもなるでしょう。耐熱性はフッ素加工より高いですが、強火にすると焦げつきます。使うまえに油をひくこと、火加減は中火以下で使用するようにしましょう。

それぞれの加工の特徴をしっかりと知ってから、選びましょう。

【5】鍋以外も手に入るセット商品ならもっとお得!

出典:Amazon

IH対応の鍋だけでなく、フライパンや卵焼き用のスクエア型フライパン、小鍋などがセットになっている商品もあります。鍋だけではなく、結局そのほかの調理器具も必要になるようなら、セット商品を買ってしまった方がいいです!

すべてがセットで1万円以内で買えるものもあるので、コスパもいいのが魅力。ぜひチェックしてみてくださいね。

エキスパートからのアドバイス

【エキスパートのコメント】

IHで使用することができるおすすめの鍋をご紹介しました。ガスコンロに比べて、火を使わずお手入れもかんたんなIHクッキングヒーターは、今では一般家庭でもすっかり普及してきましたね。

ご紹介した鍋を参考にして選ぶポイントをおさえて、自分好みの鍋を見つけてみてください。いつもより楽しく、もっとおいしい料理を作りましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)