俳優の福士蒼汰が主演を務めるTBS系金曜ドラマ『4分間のマリーゴールド』(毎週金曜22:00~)が、きょう11日にスタートする。
小学館の新人コミック大賞(青年部門)で大賞を受賞したキリエによる同名漫画を原作とするこのドラマは、福士演じる手を重ねた人の“死の運命”が視えてしまう特殊能力を持つ救急救命士・花巻みことと、菜々緒演じる命の期限が1年後に迫った義姉・沙羅との禁断の恋を描く切ないラブストーリー。親の再婚を機に、沙羅と共にみことの義理の兄弟となった長男・廉を桐谷健太、末っ子・藍を横浜流星が演じる。
救急救命士として働く花巻みこと(福士蒼汰)には、手を合わせた人の「死の運命」が視えてしまう特殊な能力があった。最期の様子をビジョンで視てしまった患者に対し、みことはあらゆる手を尽くすのだが、一度視た運命はいつも必ず現実になってしまう。助けたいのに助けられないジレンマを抱えながら、それでも日々救急救命に全力を尽くしていた。
そんなみことは、父の再婚によって兄弟となった義姉・沙羅(菜々緒)、義兄・廉(桐谷健太)、義弟・藍(横浜流星)と、一つ屋根の下で仲良く暮らしている。家族の前では普通に振る舞うみことだが、誰にも言えない思いを抱えていた。義姉・沙羅を愛してしまったのだ。血は繋がらないとはいえ、戸籍上姉である沙羅への気持ちを必死に抑えるみことだが、その想いは日々募るばかりだった。
ある日みことは、救急要請で向かった先で、自分の父の死因と同じ病状である心筋梗塞で倒れた男性の心肺蘇生を行う。思わずみことが男性と手を合わせると、無情にも亡くなる前後のビジョンが視えてしまう。運命を変えたい一心で、ビジョンと違う行動を試みるみこと。すると患者の意識が戻り、一命をとりとめたのだった。初めて死の運命を変えることができたと、興奮するみことだったが……。
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