JR東海・JR西日本が台風19号接近に伴う東海道・山陽新幹線の10月12日の運転計画を発表。10月12日朝から東海道新幹線管内が暴風域に入る予報となったことを受け、JR東海は当初より時間帯を繰り上げて計画運休を行うと説明している。

  • 台風19号接近にともない、東海道新幹線は東京~名古屋間で10月12日の始発から終日運転取りやめに

東海道新幹線は10月12日、東京~名古屋間が始発から終日運転取りやめに。名古屋~新大阪間は朝に上下各3本の列車を運転し、それ以外の列車の運転を取りやめる。

名古屋~新大阪間で運転される列車は、下りが名古屋駅6時20分発「のぞみ95号」(博多行)、同駅6時35分発「ひかり491号」(博多行)、同駅6時51分発「こだま691号」(新大阪行)、上りが新大阪駅6時0分発「のぞみ200号」(名古屋行)、同駅6時8分発「ひかり504号」(名古屋行)、西明石駅6時0分発・新大阪駅6時23分発「のぞみ100号」(名古屋行)。いずれも名古屋~新大阪間では各駅に停車する。「こだま691号」「のぞみ200号」「ひかり504号」の3本はグリーン車を除き、全車普通車自由席となる。

山陽新幹線は10月12日、新大阪~岡山間において上りの西明石駅6時0分発「のぞみ100号」、博多駅8時47分発・岡山駅10時35分発「さくら542号」、岡山駅9時57分発「こだま730号」、下りの新大阪駅10時8分発「さくら551号」、同駅10時25分発「のぞみ13号」、同駅10時29分発「こだま739号」を最後に終日運転取りやめとする。その他の区間は、岡山~広島間が「こだま」のみ、広島~博多間が「みずほ」「さくら」「こだま」のみ運転予定とのこと。

なお、JR東海は10月13日の東海道新幹線に関して、台風の影響が弱まり次第、線路設備等の安全確認と支障物除去作業を行い、安全の確認が取れ次第、運転再開予定と説明。再開後も列車の本数を減らす場合や運転を取りやめる場合があるとしている。