NTTドコモは10月11日、6.4インチの有機ELディスプレイを採用したAndroidスマートフォン「AQUOS zero2 SH-01M」(シャープ製)を、2019-2020年冬春の新モデルとして発表した。シャープ「AQUOS」シリーズの最新フラッグシップ機で、発売時期は今冬。ドコモオンラインショップにおける予定端末価格は82,080円(税別)の見込み。
ドコモの2019年夏モデルでは、AQUOSのRシリーズとなる「AQUOS R3」が登場していたが、2019-2020年冬春モデルではzeroシリーズの最新機種が採用された。高画質動画やゲームを快適に楽しめるエンターテイメント指向のフラッグシップモデルとなっており、ファミリー層に向けたRシリーズと比較して、20~30代の若いユーザーにも好適な製品となる。
CPUに最新のSnapdragon 855(クアルコム製)を採用、内蔵メモリ8GB、ストレージ256GBと、フラッグシップモデルの名に恥じないトップクラスの基本性能を搭載しながら、約140g台(予定値)の超軽量ボディを実現。軽量・高強度なマグネシウム合金フレームを採用し、背面は持ちやすいラウンド形状。長時間の動画鑑賞やゲームプレイでも疲れにくい作りとなっている。
また、高性能なディスプレイも特徴となる。4倍速(毎秒120回の表示更新に連動して黒画面を挿入。毎秒240回、表示状態が変化する)表示で残像感が大幅に軽減されており、タッチ検出も毎秒240回でラグの少ないゲーム操作が可能。従来機AQUOS R2の1,677万色表示に比べ、50倍以上となる10億色表示に対応しており、抜群の表現力で迫力の映像が楽しめる。
さらに、充電中に使用しても発熱しづらい構造を採用した「パラレルIC充電」やディスプレイ内での指紋認証など、先進技術が惜しみなく搭載されているのも特徴。最新のAndroid 10が使えることもあり、Androidスマートフォンの未来を感じさせてくれるモデルに仕上がっている。カラーバリエーションはアストロブラック、ミスティホワイトの2色。
AQUOS zero2 SH-01Mの主な仕様
- OS: Android 10
- CPU: Qualcomm Snapdragon 855/2.8GHz+1.7GHz(オクタコア)
- 内蔵メモリ: 8GB
- ストレージ: 256GB
- 外部ストレージ: ―
- サイズ: 未定
- 重量: 140g台
- ディスプレイ(解像度): 約6.4インチ 有機EL(2,340×1,080ピクセル)
- メインカメラ: 約1,220万画素+約2,010万画素
- インカメラ: 約800万画素
- Wi-Fi: IEEE 802.11a/b/g/n/ac
- バッテリー容量: 3,130mAh
- 連続待受時間: 未定
- 通信速度: 受信最大1,576Mbps/送信最大131.3Mbps
- 防水/防塵: ○/○
- 生体認証: ○(指紋認証、顔認証)
- ワンセグ/フルセグ: ― / ―
- おサイフケータイ: ○(NFC・Felica搭載)
- 接続端子: USB Type-C
- カラーバリエーション: アストロブラック、ミスティホワイト