女優の高畑充希が主演する日本テレビ系ドラマ『同期のサクラ』(毎週水曜22:00~)が9日、初回放送を終え、森山直太朗が歌う主題歌「さくら(二〇一九)」の音源が公開された。
この曲は、2002年に発表された森山直太朗「さくら」の歌詞世界が、同ドラマと非常に共鳴するということから、「今」の歌唱で主題歌として提供してほしいと制作陣から熱心にオファーし、主題歌決定に至った。
そこで、「今」だからこその歌唱とアレンジによって、新たな「さくら(二〇一九)」が誕生。アレンジは数々の映画音楽を手がけるシンガー・ソングライターで作曲家の世武裕子氏が務めている。
森山は「『さくら』はかれこれ20年ほど前に作られた曲です。独唱、合唱など、折に触れ、たまに形を変えながら歌い続けてきました。そんな年月を経て、生まれ変わった今の『さくら』を聴いていただけることは、歌い手にとってこの上ない喜びです。元号も変わった新しい時代の幕開けに、この曲に光を当ててくださったドラマのスタッフの皆さんと、編曲をしてくれた世武裕子さんには感謝の言葉しかありません。主人公サクラとその仲間たちが駆け抜けた季節に、この曲がどんな風に折り重なるのか今からとても楽しみです」とコメント。
大平太プロデューサーは「この企画を思いついた時に、勝手に直太朗さんの『さくら』が鳴っていたんです。でも、森山さんの代表作でもありますので、無理を承知でご本人とお会いして、僕の思いを伝えました。直太朗さんが、『とても大切に16年間歌って来た曲ですが、今の僕にしか歌えない“さくら”があるはずです』と快諾してくれました。新しく生まれ変わった『さくら(二〇一九)』を初めて聴いた時、僕達の主人公・サクラを応援してくれているかのようで、久しぶりに心が震えました」と語っている。