シャープは、AQUOSテレビ向けのクラウドサービス「COCORO VISION」を機能強化するソフトウェアアップデートを、10月31日より順次提供開始する。画面のユーザーインターフェイスが刷新され、新たに音声によるキーワード登録に対応。また、AQUOSと連携するスマートフォンアプリ「COCORO VISION」は、10月9日にアップデートを開始した。
COCORO VISIONは、AIがテレビの試聴や録画傾向を分析・学習し、おすすめの番組や情報を知らせるクラウドサービス。今回のテレビアップデートの対象機種は、2017年以降に発売されたAIoT対応モデルとなる。
アップデートすると、トップのユーザーインターフェイス(UI)がリニューアルされる。新たに対応したキーワード登録では、あらかじめ好きな「タレント」、「アイドル」の名前や、旅行で行きたい「地名」、応援している「スポーツチーム」などをテレビに登録することで、ユーザーの好みに応じた番組のレコメンドを表示できるようにした(従来はテレビの視聴履歴からレコメンドを表示していた)。
テレビリモコンに登録したいキーワードを話しかけることで、最大20件までキーワードを登録できる。
また、AQUOSの機能や操作方法をテレビ画面で確認できる「操作ガイド」や「使い方ガイド」を新たに搭載。AIによる番組のおすすめ理由を、カード形式のコンテンツ情報の上に、吹き出しのようにポップアップ表示して、ユーザーが番組を選びやすくした。
スマホアプリの「COCORO VISION」は、iOS/Android版ともにアップデートするとUIが変わり、おすすめ番組画面の一覧性が向上。さらに、スマホからの簡単な操作で、テレビの視聴・録画予約画面を起動できるようになる。
シャープでは、期間中に対象のスマートライフ家電を購入してクラウドサービスを1カ月以上使うと、最大15,000円分のギフトカードなどをもれなくプレゼントする「スマートライフ家電キャンペーン」を実施中。期間は2020年1月26日までで、対象製品にはAQUOS 4Kやロボホン、白物家電、調理家電などが含まれる。詳細はキャンペーン告知ページを参照のこと。