サイボウズ チームワーク総研は10月8日、10月16日の「ボスの日」を前に実施した「令和時代に求められる上司との距離感」に関する意識調査の結果を発表した。調査期間は2019年9月13~15日、調査対象は新卒入社5年以下の20代ビジネスパーソンで、有効回答は400人。

  • 「業務時間外」の上司との距離感について

    「業務時間外」の上司との距離感について

上司に点数をつけるとしたら何点か尋ねたところ、平均点は「68点」。10点ごとにみると、「80点台」が26.9%と最も多く、次いで「70点台」が17.2%、「60点台」が13.6%となった。

普段上司に対して思っていることを聞くと、「上司の方からも、挨拶をしてくれる」が53.8%で最多。以下、「上司とは、仕事に関係のない話も結構する」が47.3%、「上司は、普段から話を聞いてくれる」が43.4%と続いた。

「業務時間中」の上司との距離感については、8割近い78.4%が「どちらかというと、上司の方から話しかけてくれる関係が好ましい」と回答した。

「業務時間外」の上司との距離感について問うと、「できれば遠慮したい」との回答が最も多かったのは「休日を含め、プライベートでの交流」で、次は「SNSでつながる」。また「季節の挨拶」「冠婚葬祭」などの儀礼的な関わりについても、4割前後が「できれば、遠慮したい」と答えた。一方、業務時間外に実際に関わっているものとしては、「業務後に、食事や飲み会」が最多となった。

「普段上司に対して思っていること」を聞いた質問の中で、「正直、上司って大変だな」を選んだ人は58.9%と、過半数の若手社員が上司のことを大変そうだと感じていることがわかった。