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【この記事のエキスパート】
グリーンアドバイザー・愛玩動物飼養管理士:ふじえりこ
『はじめてでもカンタン!多肉植物の育て方・楽しみ方』(コスミック出版)では文を担当。『土作りで決まる!とびきりおいしい野菜の作り方』(ブティック社)『ベランダ菜園 おいしい野菜づくりのポイント70』(メイツ出版)では監修&執筆。『趣味の山野草』、エバーグリーンなどで連載執筆中。
豪華客船飛鳥のクルーズ講師、園芸教室Ceresを主宰するほか、都内植木市の園芸相談員歴20年以上。また、産業安全保健エキスパート、理科支援員・コーディネーター・アドバイザーの経歴を活かし『生き物たちのひみつ』(NHK)などのキッズライターとしての顔も持つ。
映画、漫画、健康分野にも精通し各種ライティング実績があるほか、『愛犬の選び方・飼い方・健康管理(主婦の友)』では取材ライターとしての実績あり。 多種多様、動物園の爬虫類館の植物管理経験も。植物はハーブを中心に、野菜、作物、多肉植物を栽培中。ハーブコーディネーター、植物文様研究家としても活動している。
ほかにも撮影現場のインテリアを手がける撮影インテリアコーディネーターとしても活動しており、植物を中心に現場を明るく彩るエキスパートでもある。
園芸などでは欠かせないアイテムであるガーデニング用はさみ。初心者の方からガーデニング経験者の方まで、幅広い方に使われています。ここでは、園芸・枝切り・野菜の収穫用、錆びに強いフッ素樹脂加工、ステンレス製、ケース付きなどガーデニング用はさみの選び方とおすすめ商品をご紹介します。
ガーデニング用はさみを使うメリット
ガーデニング用のはさみを使うメリットをご紹介します。
(A)花や野菜を守れる
工作用のはさみでも草花が切れそうに思えますが、工作用はさみは薄い紙を切るために作られています。太さのある植物を切るほどの能力はないため、ガーデニングに使うと、植物の細胞がつぶれてダメージの原因に。
鋭利なガーデニング用のはさみを使えば、スパッときれいに切れるため、植物を傷めてしまうリスクが抑えられるのがメリットです。
(B)長時間の作業でも疲れにくい
木の枝など、太い部位の選定には強い力を使うため、手や指が疲れてしまいやすいです。ガーデニング用のはさみは、力が入れやすいように設計されているので、枝切りもスムーズにできるほか、手への負担も抑えられます。
たくさん剪定するのに時間がかかってしまう場合でも、ガーデニング用のはさみを使えば、疲労が軽減されるでしょう。
ガーデニング用はさみの選び方
それでは、ガーデニング用はさみの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】はさみの種類
【2】自分の手の大きさに合うサイズ
【3】利き手
【4】材質
上記の4つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】はさみの種類をチェック
ガーデニング用はさみには、いくつかの種類があるため、特徴をみていきましょう。
剪定ばさみ:1~2cmの枝もスムーズに切れる
剪定ばさみは、太い枝や茎・葉を切るために使います。左右の刃の形が異なっているのが特徴です。ハンドルの間にバネが設置されており、はさみを開きやすいため手や腕への負担が抑えられるのがメリット。
通常の剪定ばさみなら、太さ1.5cm程度まで、テコの原理を応用したラチェット式剪定ばさみなら、約2cmまでの枝が切れます。
植木ばさみ:観葉植物や生け花に利用
植木ばさみは、ストレートの刃が2枚合わさったはさみです。昔からある大久保ばさみのように、グリップ部分が輪になっているものが主流ですが、最近では樹脂製やアルミ製など、ハンドルのタイプも増えています。
刃先がとがっているため小回りがきいて、盆栽やフラワーアレンジメントなどに使いやすいでしょう。商品や植物にもよりますが、約6~7mmの太さまで切断可能です。
万能ばさみ:野菜・草花などオールマイティーに使える
万能ばさみは、左右対称のストレート刃がついたタイプです。スプリングつきハンドルや、工作用はさみと同様のグリップなどを備えており、手にフィットするので使いやすいのが魅力。
刃先が細く、草花の手入れのほかにも、家庭菜園&ベランダでの作業にぴったりです。約1cmの切断能力があり、1本持っておくと便利でしょう。
【2】自分の手の大きさに合うサイズをチェック
ガーデニング用のはさみは自分の手の大きさに合わせて選ぶようにしましょう。これは大きすぎても、小さすぎても扱いにくいからです。
どんな植物に対して使用するのかも考えましょう。植物によっては茎がとてもかたい場合、反対にやわらかい部分を切ることもあるでしょう。果樹などでは小枝を切る場合もあります。
そのほか、葉の大きさなども考慮するようにします。こまかい葉の場合には刃先が小さいもののほうが使いやすいでしょう。
【3】利き手をチェック
基本的に、市販されているガーデニング用はさみは、右利き用になっています。一部のメーカーからは、左利き用のものも発売されているため、必要に応じて取り寄せてください。
ガーデニングでは、植物の手入れに力を使う場面もあるため、左利きから右利きに矯正した人でも、作業しやすい手に合わせて選ぶといいでしょう。
【4】材質をチェック
ガーデニングは雨や風などの天候が大きく影響します。特に雨が降ったあとは葉っぱに水滴がついていますから、錆びにくいはさみを選ぶのがいいでしょう。刃先が錆びてしまうと使いづらいだけでなく、茎に余計な力を加えて傷つけてしまう恐れがあります。
また、錆びると切れ味が悪くなり、手を傷つけてしまう原因にもなります。ステンレス製やクローム加工など、メーカーがいろいろな工夫をしている錆びにくいはさみを選びましょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)