つくばエクスプレスを運営する首都圏新都市鉄道は11月3日、利用者や沿線住民に感謝の気持ちを込め、「つくばエクスプレスまつり 2019」をつくばエクスプレス総合基地にて開催する。
今回のイベントでは、2020年春のデビューを予定している新型車両TX-3000系を初公開。TX-3000系は5編成製造され、先行して第1編成(6両)が山口県下松市の車両メーカーから輸送されて、9月24日につくばエクスプレス総合基地へ到着したという。
つくばエクスプレスの車両をより身近に感じてもらうため、今年も車両工場・車体更新場を見学コースを設けて案内する。その他、毎年人気の運転台見学や軌道自転車乗車体験など、こどもたちにも楽しんでもらえる事前応募制イベントを用意した。
事前応募イベントは、運転台見学とTX-3000系記念撮影がそれぞれ100組(小学生以下のこどもと保護者1組4名まで)、軌道自転車乗車体験が44組(小学生以下のこどもと保護者1組3名まで)を募集する。応募は往復はがきにて10月17日まで受け付ける。宛先などの詳細は同社ホームページ参照とのこと。TX物販ブースでは、TX車両商品をそろえて限定販売を行い、飲食ブースでは今年も地元商工会ブースが多数出展される。
「つくばエクスプレスまつり 2019」は11月3日10~15時、つくばエクスプレス総合基地(茨城県つくばみらい市筒戸)にて開催。入場料は無料。会場への交通手段として、守谷駅と会場の間で無料シャトルバスを運行するが、守谷駅から歩いて来場した人にはTX-3000系をデザインした輪ゴムで動くペーパークラフトが先着1万名(1人1個)にプレゼントされる。プレゼントは守谷駅にて配布する引換券と、総合基地への途中にある「あけぼのすぎ公園」内に設置された景品交換所にて引き換えられる。