京都鉄道博物館と京都駅ビル開発は7日、両施設をつなぐ梅小路京都西駅が開業したことを受け、相互集客をめざすイベントとして、10月26日からARリアル謎解きゲーム「トキ、カケル。」を開催すると発表した。

  • ARリアル謎解きゲーム「トキ、カケル。」は10月26日から開催

この企画は大学生などの若年層をメインターゲットに、AR体験を取り入れたイベントとなる。京都鉄道博物館と京都駅ビルの魅力をより知ってもらうことをめざし、リアル謎解きゲームを通して両施設のあるエリアを周遊してもらう。

ゲームのストーリーは完全オリジナルで制作し、「過去と未来」をテーマに鉄道の歴史を垣間見ることができる内容に。2050年の鉄道関係者からスマホに届いた「幻の車両の設計図を探して欲しい」との依頼から始まり、SL・新幹線を開発した天才設計者が構想していた幻の車両が時を超え、明らかにされていくという。

ゲームは京都鉄道博物館・京都駅ビルのどちらからでもスタート可能で、参加者はパンフレットラックに設置された謎解きキットを入手し、無料ARアプリをダウンロードしてゲームに参加する。参加費は無料だが、京都鉄道博物館の入館料が別途必要となる。

謎解きの折々にAR体験が盛り込まれ、施設を巡りながら非日常を感じるエンターテインメントを楽しめる。時間制限なしの自由周遊のため、ゲーム途中に京都駅ビルでの買い物や、京都鉄道博物館の展示を楽しむことも可能。開催期間は2020年3月31日までとなっている。