OSがアップデートされる度に種類が増えている、Apple Watchの文字盤デザイン。それぞれの特徴や使いこなしのポイントを紹介します。今回はクロノグラフです。
ストップウォッチを頻繁に使うなら「クロノグラフ」がベスト
クロノグラフとは、もともとストップウォッチ機能を備えた腕時計のこと。Apple Watchの「クロノグラフ」文字盤では右上のコンプリケーションがストップウォッチに固定され、タップすると文字盤がそのままストップウォッチとして動き出すデザインになっています。長針・短針の時刻表示をしたままストップウォッチ機能を利用できるのがユニークなところです。
カスタマイズメニューの「タイムスケール」は、タイム計測針が1周を何秒で回るかを選択可能。小さい単位にするほどトータルタイムとラップタイのムの差を精密に見ることができます。
Apple Watch Series 5では、手首を傾けていない間はサブダイヤルとタイム計測針が非表示になります。
情報量と実用性
他の文字盤ではコンプリケーションにストップウォッチを配置しても、タップ→アプリ起動→「開始」をタップして計測スタート、という手順が必要になります。しかし、クロノグラフのストップウォッチは1タップで即計測がスタートするので、頻繁に使用する方にはとても実用的です。
サブダイヤルの上はタイム計測針の回転数、下は通常の時計の秒針に固定されています。カラーも含めて全体的にカスタマイズ度は低めですが、ストップウォッチを活用するならベストな選択です。
おススメの使い方
トラック競技や水泳など、タイム計測・ラップ計測を使いたい方にはもちろん最適。また、家から駅までの時間、食器洗いの時間、メールを1本書く時間など、日常の生活や仕事にかかる時間を計って生活を効率化してみるのも良いかもしれません。クラシックで控えめななルックスなので、ビジネスシーンにもおすすめです。