モデルでタレントの滝沢カレンが5日、10月16日スタートのテレビ東京系バラエティ番組『ソクラテスのため息 ~滝沢カレンのわかるまで教えてください~』(毎週水曜22:00~)の取材会に、おぎやはぎ(小木博明、矢作兼)、村尾信尚とともに登場した。
この番組は、経済情報や話題のニュース、世間を騒がせる流行について、独特のワードセンスを発揮する滝沢に優しく噛み砕いて解説していくというもの。単発特番で放送された『滝沢カレンのわかるまで教えてください』をレギュラー化させた。初回は北斗晶、サンシャイン池崎をゲスト、市川右團次、荻原博子、山崎元、飯田泰之を専門家ゲストにむかえ、「滝沢カレンでもわかるニュース」コーナーでは年金、「滝沢カレン VS ○〇専門家」では歌舞伎をテーマに展開する。
同番組について、「また学校に行っていいんだ」と感動したという滝沢は「来年、物知りな自分に出会えるのがいちばんの楽しみ」と語る。小木は「他の教養番組と違ってなんでも質問していいというか。48歳になると世間体も気にしてかっこつけちゃうところおもあるんですけど、自由に質問ができるのが楽しかったなと思いました」と収録を振り返り、矢作は「池上(彰)さんより、村尾さんの方がバカなことをききやすいよね」と同意した。
村尾は「なんと自分は全然質問に答えられないんだろう、こんなに奥が深いんだ、と改めて思いました」としみじみ。「難しいことをいかにわかりやすく言うかが大切だと思ってニュースに携わってきたんですが、コテンパンにやられて、特に小木さんのきつい質問シャワーに、ため息をつくことになりましたけど、これからもよろしくお願いします」と苦笑する。政治のことも知りたいと言う滝沢に、村尾が「カレンさんに本当に知って欲しいのは、どうやってその国のトップを選ぶのか、どのようなやり方があるのか、そういう仕組み」と言うと、滝沢も「そうなんです!」と乗り気だった。
後半では右團次から歌舞伎について教わっていたが、「本当に嬉しかったです。歌舞伎とか、前を通り過ぎるだけだったので……」と歌舞伎座をイメージした様子。「参加していいんだ! と思ったんです。今日の舞台を作るのは今日のお客さん、明日の舞台を作るのは明日のお客さん。全然踏めるじゃん、その地を、と思って」と喜び、「歌舞伎の本当のことを知るのはあの時間じゃ足りないけど、観る人の話をしてくれたので、たのしそうに見に行けると思いました」と本質を捉えているようだった。
番組オファーについては、「嬉しかったというのは1秒でわかったんですけど」と独特な表現をしつつ、「私にもう1回学校を与えてくれた人なので」と急に佐久間宣行プロデューサーに感謝。「私がわかるまで教えてもらっていいし、私がわかったら絶対に視聴者の人もわかると言ってくれたので、余計ラッキーだと思って。(自分がわかった時点で)話を終わらせていいんだって思うと、すごく私にとっては楽」と心境を明かす。
「番組でわかったことを誰に伝えたいか」という質問には、「私はやっぱり、中学時代に『一緒に勉強やめようよ』と言った、親友のさちこには、やっぱり教えたい」と回答し、周囲は大爆笑。矢作は「勉強って、やめること!?」と驚くが、滝沢は「一緒の頭になって欲しいので。レベルが一緒なので、この番組で一緒に上に行こうねって」とさちこについて語り、小木は「100%全部面白いからびっくりしちゃう」と、滝沢の発言に感心していた。