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【この記事のエキスパート】
料理研究家&食専門ライター:松本葉子

料理研究家&食専門ライター:松本葉子

紙媒体およびwebで食関連記事を執筆するほか、食物学専攻の学生時代から継続している料理研究および多くの料理人や飲食店、生産現場を取材してきた経験を生かして食品メーカーや飲食店などにレシピ提供・メニューアドバイスを行っている。


中華料理に使われることが多いオイスターソース。牡蠣のうまみがたっぷり入っていて、牡蠣独特の風味があります。この記事では、オイスターソースの選び方とおすすめの商品をユーザー、エキスパート、編集部の視点からそれぞれ厳選してご紹介します。エスビー食品の李錦記や、味の素のクックドゥといった人気商品などをピックアップ。

オイスターソースって?

中華料理に使われることが多いオイスターソース。中華調味料メーカー「李錦記」のオーナー李錦裳氏が、塩ゆでにしていた生牡蠣を一晩放置してしまったものが、オイスターソースの起源といわれています。

牡蠣のうまみがたっぷり入っていて、牡蠣独特の風味があります。野菜炒めや焼きそばなどに使われることが多いですが、火を使わずにそのまま野菜などにかけて使うこともでき、汎用性が高い調味料です。

ウスターソースと響きが似ているので、「違いはなに?」と思う方も多いようですが、オイスターソースとウスターソースは原材料が異なる全くの別物です。ウスターソースは野菜や果実を原料としていて、揚げ物や洋食の料理に使われます。

オイスターソースはどう選ぶ?

料理研究家の松本葉子さんへの取材をもとに、オイスターソースを選ぶときのポイントをご紹介します。

【1】原材料をチェックすると味の傾向がわかる

出典:Amazon

オイスターソースは、メーカーや商品によって味わいが異なります。オイスターソースの基本となる牡蠣エキス以外に、どんな原材料が使われているかをチェックすることで、おおよその味わいの予想をつけることができますよ。

たとえば、醤油が使われていれば香ばしい味わい、砂糖が多く使われていれば甘めの味わいだろうということが分かります。原材料表示は、使用量の多い順に記載されているため、順番もあわせてチェックしてみてくださいね。

【2】どんな料理に使うかで原産国や産地を選ぶ

出典:Amazon

中華料理に使われることが多いオイスターソースですが、中国産とは限りません。タイ料理に合うタイ産や、日本でうまれた国産もあります。どの国の料理をつくるかによって産地を選ぶのもひとつの方法です。

最近では中国産のほか日本産のオイスターソースを見かけることも増えてきています。実は国産のオイスターソースのなかには、和食の調味料としてかなり使い勝手のよいものも。

また、タイ料理に欠かせないタイ産のオイスターソースや、台湾の精進料理に使われる椎茸を原料とするオイスターソースも手に入れやすくなっているので、つくる料理に合わせてオイスターソースを選んでみるのもいいでしょう。

【3】家庭で使うなら小容量のものが使いやすい

出典:Amazon

オイスターソースも、ほかの調味料同様にミニサイズから大容量までさまざまなサイズが展開されています。オイスターソースは風味が強く、一度にどばどばと使う調味料ではないため、なかなか減らない……となりがち。一人暮らしの方はもちろん、あまりオイスターソースを使わない方は小さいサイズから手に取るのをおすすめします。

よく中華料理を作る大家族の方などは、大容量を選ぶとコスパがよさそうです。

料理研究家からアドバイス

【エキスパートのコメント】

オイスターソースは、料理に辛さや甘さではなく、「旨み」をつける調味料なので、人による好みの差が大きいといえます。そのため、ひとつの商品だけを試して「オイスターソースとはこんな味」と決めつけてしまわず、できれば数種類試してみるのがおすすめです。そうすればオイスターソースは苦手だと思っている人も好みのものが見つかるかもしれません。

また、オイスターソースを買ったけれどどうも使いにくいといった場合は、醤油と混ぜて使ってみるのもおすすめです。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)