京成電鉄は4日、成田スカイアクセス開業とともに2010年7月から運行開始した3代目「スカイライナー」AE形の利用者が3,500万人に達したと発表した。「スカイライナー」AE形1編成に記念ヘッドマークを掲出し、10月1日から運行開始している。

  • 記念ヘッドマークデザインを掲出した「スカイライナー」AE形

3代目「スカイライナー」AE形は、在来線で国内最速の160km/hで走行し、都心から成田空港まで最速36分(日暮里~空港第2ビル間の所要時間)で結んでいる。デザインは世界的に著名なデザイナー、山本寛斎氏によるもので、「風」と「凜」をコンセプトとし、スピード感あふれるデザインと快適性の実現を追求した。

「スカイライナー」AE形の利用者が10月1日に3,500万人を達成したことを記念し、同日からAE形1編成に記念ヘッドマークを掲出して運行を開始。10月2日には京成上野駅構内で記念品の配布も行われた。

10月26日にはダイヤ改正が行われ、「スカイライナー」の運行本数が約1.4倍となる大幅な増便を実施するとともに、終日20分間隔で運行する(一部異なる時間帯もある)。成田空港の運用時間延長に対応し、運行時間帯も大幅に拡大される。