JVCケンウッドは10月4日、4K/HDR対応のDLPプロジェクタ「LX-NZ3」を発表した。独自のレーザー光源技術「BLU-Escent」を採用することで、4Kの映像を3,000ルーメンの明るさで投影できるのが特徴。ブラックとホワイトの2色を用意。価格はオープンで、12月中旬より発売する。
3,840×2,160ドット(4K)解像度での投影が可能なホームプロジェクタ。60~200型で投影できる。光源はレーザーダイオードで、映像の明るさに応じてレーザーの出力を制御することで人間の知覚に近い映像を出力。全黒信号の入力時には、∞:1のダイナミックコントラスト比も達成する(特定の画質モードのみ)。光源寿命も約20,000時間と長い。
HDR規格はHDR10とHLGに対応。それぞれの信号を検知すると、自動で最適な画質モードへと切り替わる。HDRコンテンツを最適な明るさに自動調整する「オートトーンマッピング」機能も搭載する。
レンズシフトは上下±60% / 左右±23%で、1.6倍のズーム機能を搭載。100型サイズの画面を3~4.8mの距離から投影できる。映像入力インタフェースはHDMI×2、D-sub×1。本体サイズはW405×D341×H145.8mm、重量は約6.3kg。