グローバル・ロイズは10月4日、20~60代の男性を対象とした「老後の備え」に関する調査結果を発表した。調査日は2019年9月20日、有効回答は1,117人。
老後のお金を貯めるために何をしているか聞くと、「節約」が37.4%でトップ。次いで「預貯金」が36.0%、「株式投資」が14.2%、「副業」が5.3%、「不動産投資」が1.7%、「FX」が1.7%となった。
一番お金を増やせそうに思う資産管理方法は、こちらも「節約」が32.9%で首位。以下、「株式投資」が19.6%、「預貯金」が18.7%、「副業」が17.9%、「不動産投資」が4.6%、「FX」が3.8%と続いた。
投資に対してハードルが高いと感じるものを尋ねると、「損をした時に怖い」が最も多く39.6%。次いで「高額投資」が24.3%、「難しい知識が必要」が19.7%、「初期費用が必要」が15.2%となった。投資の中でリスクが低いと思うものは、「株式投資」が半数近い46.7%、次は「不動産投資」の23.7%と続き、「FX」は17.8%と最も少なかった。
リスクが低いと思っているのにやらない理由は、1位「やり方がわからない」(31.7%)、2位「判断基準が分からない」(22.6%)、3位「すでに投資をしている」(19.5%)、4位「少額の積み重ねがコワイ」(12.7%)、5位「現金減らない分感覚がおかしくなりそう」(7.8%)と、大多数がわからないことを理由に投資を控えていることが明らかになった。
投資関連について指南してくれるものがあれば、投資をやってみたいと考えている人は37.5%。同調査では「指南してくれるものがあることで、投資への興味は格段に上がる」としている。