東急電鉄は3日、池上線で「緑の電車」として親しまれた旧3000系の塗色を1000系で再現したラッピング電車を11月下旬から運行すると発表した。
このラッピング電車は、2017年度から実施している「池上線活性化プロジェクト」の集中期間として10月9日から12月8日まで展開する「あなたも! 行けばアガる↑キャンペーン」の一環で運行される。池上線と旧目蒲線で1989年まで走行した「緑の電車」のカラーリングを1000系に再現し、引退から30年を迎えるこの冬に運行する。運転開始日など、詳細は池上線キャンペーンサイトなどで今後告知される。
キャンペーンに合わせ、A5判オールカラー28ページの池上線散策ガイドブックも制作。池上線沿線の街並みを「なつかしさ」をテーマに切り取った散歩ガイドやスポット紹介、各種イベント情報など掲載し、1人での散策から家族・夫婦での外出まで、さまざまなシーンで役立つ内容に。キャンペーン期間中、東急線の全駅で無料配布する。
池上線沿線の7カ所に設置したスタンプを集めるスタンプラリーも開催。版画風のイラストで街並みを表現したスタンプの意匠は、大田区在住のはんこアーティスト、ひびのさなこ氏が制作した。スタンプをすべて集めた先着3,000名にオリジナルスタンプ帳カバーをプレゼントする。