女優の吉永小百合が、フジテレビ系バラエティ特番『天海祐希・石田ゆり子のスナックあけぼの橋』(16日22:00~23:34)に登場。同局のバラエティに出演するのは、『SMAP×SMAP秋の超豪華SP』(14年10月)以来5年ぶりとなる。
今回が第4弾となる同番組は、女優の天海祐希がママ、石田ゆり子チーママを務める架空のスナックに、芸能人たちがやってきてトークを繰り広げていくもの。吉永と天海とは映画『千年の恋 ひかる源氏物語』(01年)、映画『最高の人生の見つけ方』(19年)で共演、石田とは映画『北の零年』(05年)、映画『おとうと』(10年)で共演しているが、3人がバラエティ番組で共演するのは初めだ。
吉永は今まで、同番組を楽しんで見ていたといい、「2人で番組をやっていてうらやましかったです。今回3人で“リリーズ”で集まれてうれしい」と今回の収録を楽しみにしていたそう。“リリーズ”とは3人の名前に“ゆり=lily”があることに由来している。
天海は吉永を「尊敬してやまない人」と以前から話しており、共演できることに大興奮。一方、同番組の収録はいつも緊張するという石田は、お客さんが吉永ということで、さらに緊張していたという。だが、いざ収録が始まると「お酒のチカラを借りて、私生活を丸裸にしちゃいます!」と意気込み、2人から吉永へ聞いてみたかったことを次々に質問していく。
また、「これってウソ本当!吉永小百合都市伝説」企画も展開。私生活が謎に包まれていることから、吉永にまつわる都市伝説が存在するが、「コンビニに入ったことがない?」「駅のホームで腰に手をあてて牛乳を飲むって本当?」など、気になる都市伝説を吉永本人に聞きただしていく。
ほかにも、今回は大東駿介と高良健吾が初来店。天海と大東は共演こそないものの、大東が天海へ定期的に近況報告を行っている仲だという。さらに、俳優の山崎育三郎が加わり、番組恒例“チーママ特製手料理”でおもてなしする。
収録を終えた石田は「私は本当にどうしていいかわからなくて。とてもぜいたくな時間なんですけど、人に楽しくお話を伺いながら番組を進めることがとても難しくて。全部天海さんに頼りっぱなしで…」と反省したが、天海は「ゆり子ちゃんはいろいろ考えてやってらっしゃるのはわかるけど、このままでいいの。このままでいてほしい。それが、すてきです。でも…やっぱり本当に疲れるよね(笑)。疲れるのは悪い意味じゃなくて。ゲストの方とのトークの楽しさが伝わるかなとか、その方のすてきなところをもっと出せたらいいなと思うし、スタッフの方の情熱に応えられたらいいなぁと考えると、自分の許容範囲を超えることがあります」とコメント。
吉永の来店について、石田は「夢のようですよね」と振り返り、天海は「世の中の方は小百合さんのすてきさ、かわいさ、可憐(かれん)さは充分ご存じでしょうけど、それを上回るものがあるので、ぜひなんとしてでもそれが番組を通して見ている方へ伝わるといいなと思います。でも…いらっしゃってくれた方に多々失礼なことをしているので(笑)。大丈夫かしら(笑)」と心配していた。
その吉永は「普段バラエティ番組に出演させていただくことがないので、どういう風になるのかなと想像がつきませんでした。でも、収録が始まると、普段の私と天海さんとゆり子さんとムロ(ツヨシ)さんの仲の良い関係性の中で、たくさんのお話ができたと思います」といい、「天海さんの男らしさ、ゆり子さんの優しさが最高です。2人の自然体の面白さが会話からでていますので、ぜひお楽しみにしてください」と呼びかけている。