京阪電気鉄道は10月1日に鋼索線の通称と駅名変更を変更したことを受け、ケーブルカーの車内放送に桜の時期用のメロディを追加するとともに、ナレーションの再収録を行ったと発表した。

  • 鋼索線の通称は10月1日から「石清水八幡宮参道ケーブル」に

ケーブルカーの車内放送はこれまで、通常時上り用・下り用、正月時期上り用・下り用、七五三時期上り用・下り用の6種類のメロディが用意されていたが、今回の車内放送リニューアルでは新たに桜の季節用のオリジナルメロディ2曲(上り用・下り用)を追加。向谷実氏が作曲した楽曲に、現行メロディでもナレーションを務めているナレーターの藤みさきさん(日本語)、数多くの鉄道会社で実績のあるクリステル・チアリさん(英語)のナレーションで放送する。

新たな楽曲の演奏には、ベース奏者の櫻井哲夫氏(元カシオペア)と箏奏者の山本亜美氏が携り、「和洋それぞれの楽器の特性がからみ合った音楽」に仕上がっているという。新たなメロディの収録に合わせ、現行メロディのナレーションも藤みさきさんとクリステル・チアリさんの音声で新たに収録した。

  • 車内メロディを作曲した向谷実氏

  • 『京阪電車発車メロディコレクション 2019』CDジャケット

10月12日には、今回新たに制作した桜の季節用の車内メロディ2曲と、快速特急「洛楽」専用の発車メロディ11曲を収録したCD『京阪電車発車メロディコレクション 2019』(2,300円)を発売。京阪百貨店守口店6階玩具売場や、ショッピングサイト「e-kenetマーケット」などで購入できる。