ローランドは、ギターアンプ「KATANA」シリーズをリニューアルし、「KATANA MkII」と銘打ったモデル4機種を発表した。10月26日より販売を開始する。市場予想価格は、「KATANA-50 MkII」が税込(以下同)で28,000円前後、「KATANA-100 MkII」が55,000円前後、「KATANA-100/212 MkII」が66,000円前後、「KATANA-HEAD MkII」が 42,000円前後となる模様。
「KATANA MkII」シリーズは、温かみのあるビンテージトーンやモダンなハイゲインサウンド、エレアコ専用の音色など、従来搭載されていた5タイプのアンプ・キャラクターに新しい音色バリエーションを追加し、合計10種類のサウンドを楽しめる。
エフェクト機能も強化され、60種類以上のエフェクトから好みの15種類をアンプ本体にセットし、さらに多彩な演出が可能となった。同時使用可能のエフェクト数も3種類から5種類に増強され、専用エディターソフトを使えば、より緻密なエフェクトのセッティングを行える。さらに、専用ウェブサイトからプロギタリストが作成した音色データをダウンロードできる。
本シリーズでは、マルチエフェクターや外部プリアンプを接続する際に、パワードキャビネットとしても使える。マイクキャビネットシミュレーションを備えたレコーディング用出力端子も搭載し、ライブ演奏や音楽制作など、さまざまなシーンで活躍できそうだ。
出力やスピーカー仕様のバリエーション、さらには、好みのスピーカーキャビネットとの組み合わせが可能なヘッドアンプタイプと、4モデルからチョイスできる。ラインナップは以下の通り。
「KATANA-50 MkII」
●最大出力50W
●12インチ(30㎝)カスタム・スピーカー搭載
●W470×H398×D238mm
●11.6kg「KATANA-100 MkII」
●最大出力100W
●12インチ(30㎝)カスタム・スピーカー搭載
●W530×H484×D248mm
●14.8㎏「KATANA-100/212 MkII」
●最大出力100W
●12インチ(30㎝)カスタム・スピーカー×2基搭載
●W670×H484×D248mm
●19.8kg「KATANA-HEAD MkII」
●最大出力100Wのヘッドアンプ
●本体の5インチ(12㎝)スピーカーでは最大30Wの出力が可能
●W470×H215×D228mm
●8.8kg