グローバルウェイはこのほど、電気機器業界の「給与の満足度が高い企業ランキング」を明らかにした。

  • 電気機器業界の「給与の満足度が高い企業ランキング」

    電気機器業界の「給与の満足度が高い企業ランキング」

同調査は2017年4月1日~2018年3月31日、「日経業界地図2018年版」(日本経済新聞出版社)の「AV・デジタル家電」「デジカメ・ビデオカメラ」「事務機器」「白物家電」に記載の企業のうち、対象期間中に企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」に20件以上の評価が寄せられた企業を対象に、「給与の満足度」評価の平均値を算出し、ランキング化したもの。

1位は「ソニー」(給与の満足度調査3.72)だった。2位は「パナソニック」(同3.60)、3位は「富士ゼロックス」(同3.52)となっている。

ソニー創業者の1人である井深大氏は、早くから多様な人材の活用に積極的であったため、現在もダイバーシティ&インクルージョンを大切にする姿勢は変わっていないとのこと。在宅勤務や短時間勤務などの導入で、社員たちが納得のいくキャリア形成ができる環境を整えているという。

こうした取り組みにより、「えるぼし」最上位認定や、「くるみん」取得に加え、「NICES女性活躍ランキング」1位、「ダイバーシティ経営大賞」従業員多様性部門賞など、数多くの受賞歴がある。有価証券報告書(2019年3月期)によると、平均年間給与も約1,051万円(平均年齢:約42歳)と高めであるとのこと。

口コミでも、「一般的な電機メーカーの中では年収は高い方であったと思います。基本的に残業代は申告した分だけ発生し、出張手当などもきちんと出ました。7年間は手厚い家賃補助が支払われていたため、非常に助かりました」(研究開発/30代後半男性/年収940万円/2014年度)という声があがっている。