日本野球機構(NPB)は、インクを撃ち合うTPSゲーム『スプラトゥーン2』を用いた、プロ野球12球団が参加するeスポーツリーグ「NPB eスポーツ シリーズスプラトゥーン2 2020」を開催すると発表した。大会自体は非賞金制で、選手には大会およびプロモーション活動などへの稼働に対する一律の参加手当が支払われる。

  • 前回大会の様子

2019年はチーム4人単位での選考およびドラフト指名が行われたが、2020年は個人単位。「第5回 スプラトゥーン甲子園」に出場した選手個人を12球団が指名する。また、2019年シーズンはオープン戦1日と本大会2日間だけだったのに対して、2020年シーズンはeペナントレースを約2カ月間実施し、最終戦を2日間実施する。

試合のルールについても変更があり、2019年はインクを塗った面積で競う「ナワバリバトル」のみだったが、2020年はペナントレースを「ナワバリバトル」で行い、リーグ代表決定戦とe日本シリーズは「ナワバリバトル」と、4タイプの試合形式がある「ガチマッチ」の「混合ルール」で行う。

スケジュールとして、2020年5月下旬頃にeドラフト会議、お披露目会、研修会などを、6月中旬から8月下旬にかけてeペナントレースを、そして9月上旬にeペナントレース最終節、リーグ代表決定戦、e日本シリーズを開催する予定だ。