米Microsoftは10月2日 (現地時間)、米ニューヨークで開催したSurfaceイベントで薄型軽量ノートPCの新モデル「Surface Laptop 3」を発表した。ラインナップに15インチモデルが加わり、13.5インチと2つのサイズを選択できるようになった。15インチにはプロセッサにAMD Ryzenを採用している。Microsoftのオンラインストアで予約販売が始まっており、価格は13.5インチモデルが139,480円から、15インチモデルが161,480円からとなっている。
プロセッサは、13.5インチモデルがIntel Core i5-1035G7またはi7-1065G7 (第10世代)。15インチがAMD Ryzen 5 3580U、またはRyzen 7 3780U。Ryzen 5のグラフィックスがRadeon Vega 9 Microsoft Surfaceエディション、Ryzen 7がRadeon RX Vega 11 Microsoft Surfaceエディションというカスタム版になっており、Microsoftは「同クラスのノートPCで最速のグラフィックス性能」とアピールしている。なお、15インチでもコマーシャルSKUには第10世代Intel Core搭載モデルが用意されている。
メモリは、13.5インチモデルが8GB/16GB (LPDDR4X)、15インチモデルが8GB/16GB/32GB DDR4。13.5インチモデルはWi-FiがWi-Fi 6 (802.11ax)対応だが、15インチモデルはWi-Fi 5 (802.11ac)対応だ。
PixelSenseディスプレイは、13.5インチモデルが2,256×1,504 (201ppi)、15インチモデルは2,496×1,664 (201ppi)。10点マルチタッチ、Surfaceペンに対応する。
アルミニウム筐体が新しくなり、イベントでは1枚の板のような美しく緻密な仕上がりを強調していた。新しい15インチモデルを含む大半のモデルはパームレスト部分もアルミになり、13.5インチモデルのプラチナとコバルトブルーのみ柔らかいAlcantara素材のパームレストで提供される。本体サイズは、13.5インチが308×223×14.51mmで、重さが1,310g(アルミ)/ 1,250g (Alcantara)、15インチが339.5×244×14.69mm、重さは1,540g。
共通の仕様は、ストレージが128GB、256GB、512GB、1TB。Windows Helloカメラ/ 720p HDカメラ、デュアルマイク、Omnisonicスピーカーなど。ポート類は、USB-Cポート×1つ、USB-Aポート×1つ、3.5mmヘッドフォンジャック、Surface Connectポートなど。