ニコンイメージングジャパンは10月2日、フルサイズミラーレス用の大口径広角レンズ「NIKKOR Z 24mm f/1.8 S」を発表した。価格は150,260円(税込)で、10月18日より販売する。
描写性能に優れる「S-Line」に属する焦点距離24mmの大口径広角単焦点レンズ。開放F値が1.8と明るく、室内での撮影や風景撮影などに適している。レンズ構成は10群12枚(EDレンズ1枚、非球面レンズ4枚)で、サジタルコマフレアを抑制したほか、絞り開放から高い点像再現性を達成している。ゴーストやフレアを抑制するナノクリスタルコートも施している。
オートフォーカス機構には静粛性の高いSTM(ステッピングモーター)を使用し、動画撮影にも向く。鏡筒部分には、フォーカスリングの機能を持つコントロールリングを搭載。M/A、絞り値、露出補正などの設定を割り当てられるので、自身が扱いやすいようにカスタマイズできる。レンズの各所はシーリングを施し、防塵 / 防滴にも配慮している。
そのほかの仕様は以下の通り。
- 絞り形式: 9枚(円形絞り)
- 最大絞り: F1.8
- 最小絞り: F16
- 最短撮影距離: 0.25m(撮像面から)
- 最大撮影倍率: 0.15倍
- アタッチメントサイズ: 72mm
- 最大径: 約78mm
- 長さ: 約96.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)
- 重さ: 約450g