コンプライアンスは10月1日、お酒を飲まない20~40代の会社員を対象とした「お酒の席」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査期間は2019年9月9~10日、有効回答は1,048人。
お酒の席はどのようなシーンが多いか聞くと、「会社の飲み会」が圧倒的に多く64.7%。次いで「友人との食事」が19.0%、「会食」が5.6%、「旅行」が3.7%となった。
会社の飲み会で多いシーンは「懇親会」が38.4%、「忘年会」が28.8%、「チームメンバーとの親睦会」が13.5%、「上司との付き合い」が8.6%、「納会」が2.7%の順となった。
お酒の席に参加したいと思うかとの問いには、9割近い88.1%が「いいえ」と回答。理由としては、「お酒を飲まないのにお金が無駄にかかる」が32.9%と最も多く、次いで「上司や周りに気を使う」が22.8%、「飲めないからつまらない」が21.3%、「プライベートの時間が欲しいから」が15.3%となった。
お酒の席で一番面倒だったことでは、「酔いつぶれた人の介抱を頼まれたこと」(愛知県/40代/女性)、「酔った勢いで周りがケンカし始めた時」(兵庫県/30代/男性)といった経験が寄せられた。
お酒を飲む人に求めることを聞くと、「酔っぱらい過ぎないでほしい」が41.1%でトップ。以下、「飲まない人に気を使ってほしい」が21.7%、「割り勘にしないでほしい」が17.3%、「自分が飲まなくても楽しい環境をつくってほしい」が16.2%と続いた。
二日酔いの人に思うことは、「迷惑」が36.9%で最多。次いで「翌日まで引きずらないでほしい」が22.6%、「近づかないでほしい」が15.8%となった。